Oracle Databaseの拡張性フレームワークのコンポジット・ドメイン索引機能を使用すると、構造化された列をOracle Textで索引付けできます。したがって、テキストと1つ以上の構造化された条件の両方が、Oracle Textの単一の索引の行ソースによって満たされます。次のタイプの問合せのパフォーマンスが向上します。
SQL WHERE
句内の、構造化された条件を持つテキスト問合せ
構造化されたORDER
BY
条件を持つテキスト問合せ
前述の2つの問合せタイプの両方の組合せ
連結されたBツリー索引やビットマップ索引と同様、FILTER
BY
列およびORDER
BY
列の数が増えるに従って、アプリケーションではDMLのパフォーマンスが低下します。SCORE
によるソートのプッシュダウンが応答時間の短縮のために最適化されている場合、構造化されたソートまたはSCORE
と構造化されたソートの組合せのプッシュダウンも同様に、スループットの向上ではなく応答時間の短縮のために最適化されます。ただし、DOMAIN_INDEX_SORT
ヒントまたはFIRST_ROWS
(n)
ヒントを使用してフェッチ中にCDIにソートを含めるよう強制した場合、ヒットリスト全体を表示するには問合せ応答時間が大幅にかかります。