Oracle Textを使用すると、問合せのログを作成して、そのログに含まれる問合せを分析できます。たとえば、大きい動物のデータベースを検索するアプリケーションがあり、その問合せの分析で、ユーザーがワードmouseを頻繁に検索することが示されているとします。この分析は、mouseの検索で、検索の失敗を戻すだけでなく、ユーザーを小さい動物のデータベースにリダイレクトするようにアプリケーションをリライトすることを促しています。
問合せ分析では、次のことがわかります。
発行された問合せ
成功した問合せ
失敗した問合せ
各問合せの発行回数
これらの要素を様々な方法で組み合せ、たとえばアプリケーションで失敗した問合せの上位50位までを調べることが可能です。
問合せのロギングは、CTX_OUTPUT.START_QUERY_LOG
によって開始します。CTX_OUTPUT.END_QUERY_LOG
プロシージャが入力されるまで、プログラムで使用しているすべてのコンテキスト索引に対するすべての問合せが問合せログに書き込まれます。行われた問合せのレポートを取得するには、CTX_REPORT.QUERY_LOG_SUMMARY
を使用します。