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Oracle® Textアプリケーション開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71317-04
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SVMベース管理型分類

トレーニング目的に使用できる2番目のメソッドは、サポート・ベクター・マシン(SVM)分類です。SVMは、統計学習理論から派生した、学習アルゴリズム・タイプのマシンです。SVM分類の特徴は、非常に小さいサンプル・セットから学習する機能です。

SVM分類を使用すると、意思決定ツリー分類を使用した場合とほぼ同じ結果が得られますが、次の違いがあります。

見てわかるように、生成されたルールはBLOB列に書き込まれます。そのため、これはユーザーにはわかりにくく、意思決定ツリー分類ルールの場合とは異なり、編集も変更もできません。ここでのトレードオフは、通常、SVMを使用すると、意思決定ツリー分類を使用した場合よりもはるかに高い正確性が得られる点です。

SVM分類では、割当てメモリーはSVMモデルをロードするのに十分な大きさである必要があります。十分でない場合は、SVMに基づいて作成されたアプリケーションでメモリー不足エラーが発生します。メモリー割当ての計算方法は次のとおりです。

Minimum memory request (in bytes) = number of unique categories x number of features 
                                    example: (value of MAX_FEATURES attributes) x 8

最小限のメモリー要件と一致させる必要がある場合は、次のいずれかを行います。