XML問合せの結果セット・インタフェース(RSI)は、XMLの問合せを実行し、XMLとして結果を戻すことができるため、SELECT
セマンティクス内で有効なSQL層および要件が回避されます。結果セット・インタフェースは、単純なテキスト問合せとXML結果セット記述子を使用し、その結果セット記述子に応じてXMLでヒットリストが戻されます。XML問合せの結果セット・インタフェースは、グループ化およびカウントにSDATA
セクションを使用します。
アプリケーション内の検索結果のページは、最初のいくつかのドキュメントのメタデータ、合計ヒット数、ワード当たりのヒット数など多くの異種要素で構成されます。追加のコールのたびに、問合せを再解析して索引メタデータを検索するための時間がかかります。また、SQLでは、反復問合せ絞込みといった一部の検索操作が難しくなります。SQL文を構成して目的の結果を達成することが可能であっても、通常はこのようなSQLは次善の選択となります。
XML問合せ結果セット・インタフェースは、検索結果のページに必要な様々な種類のデータを同時に作成でき、オーバーヘッドを共有することでパフォーマンスを向上させます。結果セット・インタフェースは、SQLでは表現しにくいデータ・ビューも返すことができます。