コマンドライン・ユーティリティ
コマンドライン・ユーティリティdrdactl
により、ユーザーはOracle DRDAアプリケーション・サーバーを制御できます。ASの起動、停止、ステータスと操作の変更が制御されます。drdactl
ユーティリティは、コマンド引数を指定して即時実行することも、引数を指定しないで起動することもできます(コマンドの入力が求められます)。
START
このコマンドは、指定されたインスタンスを起動します。
構文
START {instance_name}
STOP
このコマンドは、指定された実行中のインスタンスを停止します。
構文
STOP {instance_name}
STATUS
このコマンドは、指定された実行中のインスタンスの現在のステータスと、現在接続しているすべてのセッションの情報を表示します。
構文
STATUS {instance_name} {DETAIL}
PAUSE
このコマンドは、指定したセッションIDを持つセッションを一時停止します。
構文
PAUSE {instance_name} SESSION <session_id>
RESUME
このコマンドは、指定したセッションIDを持つセッションを再開します。
構文
RESUME {instance_name} SESSION <session_id>
RELOAD
このコマンドを実行すると、サーバーがインスタンス構成をリロードします。
構文
RELOAD {instance_name}
EXIT
このコマンドは、ユーティリティを終了し、オペレーティング・システムに制御を戻します。
構文
EXIT