ここでは、『Pro*C/C++プログラマーズ・ガイド』の変更点を示します。
次に、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)のPro*C/C++の変更点を示します。
このリリースの新機能は次のとおりです。
自動増分列のサポート
自動増分列が、Pro*C/C++でサポートされるようになりました。これによって、チケット発行、HRおよびトラッキング・アプリケーションの開発が単純になり、データベースをOracle Databaseに移行しやすくなります。
32Kの列のサポート
VARCHAR2、NVARCHAR2およびRAWのデータに対して32Kの列データが、Pro*C/C++でサポートされるようになりました。この機能も、データベースをOracle Databaseに移行する際に役立ちます。
メモリーによるプリフェッチのサポート
新しいインラインおよびコマンドライン・オプションによって、行のプリフェッチに使用するメモリーを指定できるようになりました。この新しいMEMFORPREFETCHオプションによって、データベースをOracle Databaseに移行しやすくなります。既存のPREFETCHオプションはそのまま残されています。
MEMFORPREFETCHを参照してください。
SQL計画管理(SPM)のサポート
新しいコマンドライン・オプションによって計画ベースラインのSQL文が生成され、生成されるSQLおよびLOGファイルの名前および形式も制御されます。これらの新しいオプションによって、既存のプリコンパイラのSQL計画管理の機能が拡張されます。パフォーマンス管理の手段が提供され、コンパイラ・アプリケーションのアップグレードが容易になります。
PLAN_BASELINEを参照してください。
PLAN_PREFIXを参照してください。
PLAN_RUNを参照してください。
PLAN_FIXEDを参照してください。
PLAN_ENABLEDを参照してください。