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Pro*C/C++プログラマーズ・ガイド
12c リリース1(12.1)
B71397-03
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DML RETURNING句

INSERT、UPDATEおよびDELETE文では、オプションでDML RETURNING句を設定し、標識変数ivを付けて列値の式exprをホスト変数hvに戻すことができます。DML RETURNING句は次のように設定します。

{RETURNING | RETURN} {expr [,expr]}
    INTO {:hv [[INDICATOR]:iv] [, :hv [[INDICATOR]:iv]]}

式の個数は、ホスト変数の個数と等しくする必要があります。この句を使用すると、INSERTまたはUPDATEの後、およびアプリケーションに対して情報を記録する必要がある場合のDELETEの前に、行を選択する必要がなくなります。RETURNING句を使用すると、非効率的なネットワークのラウンドトリップや余分な処理を削減し、サーバーのメモリーを節約できます。

Oracle動的SQL方法4ではDML RETURNING句はサポートされませんが、ANSI動的SQL方法4ではサポートされます。複数行に影響するDML RETURNING句を含むDML文は、ANSI動的SQLではサポートされていません。

関連項目:

ANSI動的SQL