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Oracle® Database Clientインストレーション・ガイド
12c リリース1 (12.1) for IBM: Linux on POWER Little Endian Systems
E72572-02
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3 Oracle Database Clientのインストールと削除

Oracle Database Clientソフトウェアは、Oracle Technology NetworkのWebサイトで入手可能です。この章の項目は次のとおりです。

3.1 Oracle Database Clientソフトウェアのダウンロードおよびインストール

次の手順では、Oracleソフトウェアのインストール方法を説明します。

  1. 次に示すOracle Technology Networkの「Instant Clientのダウンロード」ページから、Instant Client for Linux on POWER Systems (64ビット版)パッケージをダウンロードします

    http://www.oracle.com/technetwork/index.html

  2. コンピュータ上に、たとえば、instantclientという名前のディレクトリを作成します。Oracle Instant Clientをインストールするディレクトリを選択し、ダウンロードしたzipファイルをそのディレクトリに解凍します。解凍されたファイルによってinstantclient_12_1ディレクトリが作成されます。

  3. LD_LIBRARY_PATH環境変数およびNLS_LANG環境変数をinstantclient_12_1ディレクトリのフルパスに設定します。たとえば、Instant Clientのzipファイルを/bin/oracleディレクトリに解凍した場合には、LD_LIBRARY_PATH環境変数を/bin/oracle/instantclient_12_1に設定します。

    NLS_LANG環境変数を必要なキャラクタ・セットに設定するための情報については「Instant Client Light要件」の項を参照してください。

    これでOracle Database Clientのインストールは完了しました。Oracle Databaseサーバーに接続するには、Oracle Database Instant Client環境からクライアントを実行してください。

  4. Object Type Translator Utility (OTT)ユーティリティは、ORACLE_HOMEが使用できない可能性があるときに、正しいLD_LIBRARY_PATH環境変数を反映するように変更される必要がある場合があります。


注意:

VACコンパイラを使用する場合、環境でCOMPILER=VAC値を設定する必要があります:
  • Red Hat Enterprise Linux Server 7.1の場合:

    VAC_VERSION=13.1.2

  • SUSE Linux Enterprise Server 12の場合:

    VAC_VERSION=13.1.1

前述のタスクに加え、次を実行します:

  • xlCが環境のPATHに存在するようにします。

  • また、64ビット・デモ実行可能ファイルをビルドする場合、COMPILER_MODE = 64を設定します。


3.2 Oracle Database Clientソフトウェアの削除

Oracle Database Clientソフトウェアを削除するには、instantclient_12_1ディレクトリを削除してください。