この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAY
パッケージを使用してSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを生成する方法について説明します。
SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを生成するには、DBMS_WORKLOAD_REPLAY
.COMPARE_SQLSET_REPORT
プロシージャを使用します。
BEGIN DBMS_WORKLOAD_REPLAY.COMPARE_SQLSET_REPORT ( replay_id1 => 12, replay_id2 => 17, format => DBMS_WORKLOAD_CAPTURE.TYPE_HTML, result => :report_bind); END; /
この例のCOMPARE_SQLSET_REPORT
プロシージャは、リプレイIDが12のワークロード・リプレイ時に取得されたSQLチューニング・セットを、リプレイIDが17のワークロード・リプレイ時に取得されたSQLチューニング・セットと比較する、HTML形式のSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを生成します。
この例のCOMPARE_SQLSET_REPORT
プロシージャでは、次のパラメータを使用します。
replay_id1
: レポートの生成対象となる変更後のワークロード・リプレイの数値IDを指定するパラメータ。このパラメータは必須です。
replay_id2
: レポートの生成対象となる変更後のワークロード・リプレイの数値IDを指定するパラメータ。このパラメータを指定しない場合、ワークロードの取得との比較が実行されます。
format
: レポートの形式を指定するパラメータ。有効な値は、DBMS_WORKLOAD_CAPTURE
.TYPE_HTML
(HTMLの場合)、DBMS_WORKLOAD_CAPTURE
.TYPE_XML
(XMLの場合)およびDBMS_WORKLOAD_CAPTURE
.TYPE_TEXT
(テキストの場合)です。このパラメータは必須です。
result: レポートの出力を指定するパラメータ。
SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの解釈方法については、「コマンドラインを使用したSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの確認」を参照してください。
関連項目:
DBMS_WORKLOAD_REPLAY
パッケージについては、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。