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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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13.4.1 APIを使用したSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの生成

この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージを使用してSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを生成する方法について説明します。

SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを生成するには、DBMS_WORKLOAD_REPLAY.COMPARE_SQLSET_REPORTプロシージャを使用します。

BEGIN
  DBMS_WORKLOAD_REPLAY.COMPARE_SQLSET_REPORT (
                           replay_id1 => 12,
                           replay_id2 => 17,
                           format => DBMS_WORKLOAD_CAPTURE.TYPE_HTML,
                           result => :report_bind);
END;
/

この例のCOMPARE_SQLSET_REPORTプロシージャは、リプレイIDが12のワークロード・リプレイ時に取得されたSQLチューニング・セットを、リプレイIDが17のワークロード・リプレイ時に取得されたSQLチューニング・セットと比較する、HTML形式のSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを生成します。

この例のCOMPARE_SQLSET_REPORTプロシージャでは、次のパラメータを使用します。

  • replay_id1: レポートの生成対象となる変更後のワークロード・リプレイの数値IDを指定するパラメータ。このパラメータは必須です。

  • replay_id2: レポートの生成対象となる変更後のワークロード・リプレイの数値IDを指定するパラメータ。このパラメータを指定しない場合、ワークロードの取得との比較が実行されます。

  • format: レポートの形式を指定するパラメータ。有効な値は、DBMS_WORKLOAD_CAPTURE.TYPE_HTML(HTMLの場合)、DBMS_WORKLOAD_CAPTURE.TYPE_XML(XMLの場合)およびDBMS_WORKLOAD_CAPTURE.TYPE_TEXT(テキストの場合)です。このパラメータは必須です。

  • result: レポートの出力を指定するパラメータ。

SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの解釈方法については、「コマンドラインを使用したSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの確認」を参照してください。

関連項目:

  • DBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージについては、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。