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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71298-08
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RC_BACKUP_FILES

このビューは、RMANリポジトリで認識されるバックアップを、リカバリ・カタログに反映されているとおりにリストします。このビューは、V$BACKUP_FILES制御ファイル・ビューに対応しています。

注意:

  • 通常、RMAN内からLIST BACKUPおよびLIST COPYコマンドを使用すると、この情報に簡単にアクセスできます。

  • リカバリ・カタログに登録されているデータベースが1つのみの場合も、このビューを使用する前にDBMS_RCVMAN.SetDatabaseを使用して、リカバリ・カタログ・スキーマからデータベースを選択する必要があります。このタスクの実行方法は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』の説明を参照してください。

データ型 説明

PKEY

NUMBER

バックアップに対する主キー。

BACKUP_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップのタイプ。BACKUP SETCOPYまたはPROXY COPY

FILE_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップされたファイルのタイプ。DATAFILECONTROLFILESPFILEREDO LOGARCHIVED LOGCOPY(イメージ・コピーのバックアップ用)またはPIECE(バックアップ・ピース用)。

KEEP

VARCHAR2(3)

このバックアップに、バックアップの保存方針をオーバーライドするKEEP属性が設定されているかどうか。値はYESまたはNOのいずれかです。

KEEP_UNTIL

DATE

その日付を過ぎると、このバックアップが不要とみなされる日付。

KEEP_OPTIONS

VARCHAR2(13)

このバックアップの保存に影響する属性。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワード(現在は非推奨)で作成された長期バックアップを示します。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。

STATUS

VARCHAR2(16)

バックアップの状態。可能な値はAVAILABLE UNAVAILABLEEXPIREDです。

FNAME

VARCHAR2(1024)

このピース、コピーのファイル名、またはこのバックアップ・セットに含まれるファイルのファイル名。たとえば、BACKUP_TYPEBACKUP SETFILE_TYPEDATAFILEの列の場合、FNAMEはバックアップ内のデータファイル名です。一方、BACKUP_TYPEBACKUP SETFILE_TYPEPIECEの場合は、FNAMEはバックアップ・ピースの名前を示します。

TAG

VARCHAR2(32)

バックアップ・ピースまたはイメージ・コピーのタグ。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が保持されます。

MEDIA

VARCHAR2(80)

バックアップが格納されるメディアのメディアID。BACKUP_TYPEBACKUP SETで、FILE_TYPEPIECEの場合のみ、この列に値が保持されます。

RECID

NUMBER

この行に対応する制御ファイル・レコードのID。

STAMP

NUMBER

この行に対応する制御ファイル・レコードのタイムスタンプ。

DEVICE_TYPE

VARCHAR2(255)

バックアップが格納されるデバイス・タイプ。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。

BLOCK_SIZE

NUMBER

バックアップまたはコピーのブロック・サイズ(バイト)。

COMPLETION_TIME

NUMBER

バックアップが完了した時刻。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。

COMPRESSED

VARCHAR2(3)

この行で表されるバックアップ・ピースが圧縮されているかどうか。FILE-TYPEがPIECEの場合のみ、この列に値が移入されます(本来、イメージ・コピーは圧縮できないため)。

OBSOLETE

VARCHAR2(3)

このバックアップ・ピースまたはコピーが不要かどうか。可能な値: YESNOFILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。

BYTES

NUMBER

この行に示されるファイルのサイズ。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合、これはバックアップ・セットの合計サイズです。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合、これは個々のファイルのサイズです。FILE_TYPEDATAFILEARCHIVED LOGSPFILEまたはCONTROL FILEの場合、この値はバックアップ・セットに取り込まれたデータ量を表します(ただし、バックアップ・セットが圧縮されて作成された場合は、対応するバックアップ・セットが小さくなる場合があります)。

BS_KEY

NUMBER

バックアップ・セットのキー。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEと結合します。

BS_COUNT

NUMBER

バックアップ・セットの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_STAMP

NUMBER

バックアップ・セットのタイムスタンプ。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップ・セットの内容のタイプ(データファイルまたはアーカイブREDOログ・ファイル)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_INCR_TYPE

VARCHAR(32)

バックアップ・セットの増分タイプ(全体または全体以外)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_PIECES

NUMBER

バックアップ・セット内のピースの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_COPIES

NUMBER

バックアップ・セットのコピーの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_COMPLETION_TIME

DATE

バックアップ・セットの完了時刻。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_STATUS

VARCHAR2(16)

バックアップ・セットの状態。可能な値はAVAILABLE UNAVAILABLEEXPIREDまたはOTHERです。(OTHERは、バックアップ・セットのピースが異なる状態で存在していることを意味します。この状態は、一部がAVAILABLEで、その他がUNAVAILABLEの場合などに発生します)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_BYTES

NUMBER

バックアップ・セット内のすべてのバックアップ・ピースの合計サイズ。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_COMPRESSED

VARCHAR2(3)

このバックアップ・セットのバックアップ・ピースが圧縮されているかどうか。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_TAG

VARCHAR2(1024)

このバックアップ・セットのバックアップ・ピースのタグ。ピースのタグが異なる場合、BS_TAGSには、バックアップ・セット内のすべてのピースのタグのカンマで区切られたリストが含まれます。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BS_DEVICE_TYPE

VARCHAR2(255)

バックアップ・セットが格納されるデバイス・タイプ。このバックアップ・セットのコピーが複数存在し、異なるデバイスに格納される場合、このフィールドには、すべてのデバイス・タイプのカンマで区切られたリストが含まれます。たとえば、バックアップ・セットがディスク上に存在し、テープにもバックアップされている場合、BS_DEVICE_TYPEにはDISK, SBT_TAPEが含まれます。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BP_PIECE#

NUMBER

このバックアップ・セットを構成するバックアップ・ピースの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

BP_COPY#

NUMBER

バックアップ・セットのコピーの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。

DF_FILE#

NUMBER

この行に示されるデータファイルのファイル番号。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。

DF_TABLESPACE

VARCHAR2(30)

この行に示されるデータファイルの表領域名。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。

DF_RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

この行に示されるデータファイルのRESETLOGSの変更。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。

DF_CREATION_CHANGE#

NUMBER

この行に示されるデータファイルの作成時の変更番号。FILE_TYPECONTROLFILE、DATAFILEまたはSPFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。

DF_CHECKPOINT_CHANGE#

NUMBER

この行に示されるデータファイルのチェックポイント時の変更番号。FILE_TYPECONTROLFILE、DATAFILEまたはSPFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。

DF_CKP_MOD_TIME

DATE

この行に示されるデータファイルのチェックポイント時刻。FILE_TYPECONTROLFILE、DATAFILEまたはSPFILEの場合にのみ有効です。

RL_THREAD#

NUMBER

この行に示されるアーカイブREDOログのREDOログ・スレッド番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。

RL_SEQUENCE#

NUMBER

この行に示されるアーカイブREDOログのREDOログ順序番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。

RL_RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

この行に示されるアーカイブREDOログのRESETLOGSの変更番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。

RL_FIRST_CHANGE#

NUMBER

この行に示されるアーカイブREDOログの最初の変更番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。

RL_FIRST_TIME

DATE

この行に示されるアーカイブREDOログの最初の変更時刻。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。

RL_NEXT_CHANGE#

NUMBER

この行に示されるアーカイブ・ログ後の変更番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。

RL_NEXT_TIME

DATE

この行に示されるアーカイブ・ログ直後の変更時刻。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。