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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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9.39 V$SHARED_POOL_RESERVED

V$SHARED_POOL_RESERVEDは、共有プール内で確保済プールおよび領域をチューニングする場合に有効な統計情報を示します。

データ型 説明

FREE_SPACE

NUMBER

確保済メモリー・リスト上の空き領域の合計サイズ(バイト)脚注1

AVG_FREE_SIZE

NUMBER

確保済メモリー・リスト上の空きメモリーの平均サイズ(バイト)脚注参照1

FREE_COUNT

NUMBER

確保済メモリー・リスト上のメモリーの空き部分の数脚注参照1

MAX_FREE_SIZE

NUMBER

確保済メモリー・リスト上のメモリーの最大空き部分のサイズ(バイト)脚注参照1

USED_SPACE

NUMBER

確保済メモリー・リスト上の使用済メモリーの合計量(バイト)脚注参照1

AVG_USED_SIZE

NUMBER

確保済メモリー・リスト上の使用済メモリーの平均サイズ(バイト)脚注参照1

USED_COUNT

NUMBER

確保済メモリー・リスト上のメモリーの使用済部分の数脚注参照1

MAX_USED_SIZE

NUMBER

確保済メモリー・リスト上のメモリーの最大使用済部分のサイズ(バイト)脚注参照1

REQUESTS

NUMBER

メモリーの空き部分を見つけるために、確保済メモリー・リストが検索された回数脚注参照1

REQUEST_MISSES

NUMBER

要求を満たすだけのメモリーの空き部分が確保済メモリー・リストになく、LRUリストからオブジェクトのフラッシュを開始した回数脚注参照1

LAST_MISS_SIZE

NUMBER

確保済メモリー・リストに要求を満たすだけのメモリーの空き部分がなく、LRUリストからオブジェクトのフラッシュを開始したときの、最後の要求ミスの要求サイズ(バイト)脚注参照1

MAX_MISS_SIZE

NUMBER

確保済メモリー・リストに要求を満たすだけのメモリーの空き部分がなく、LRUリストからオブジェクトのフラッシュを開始したときの、最大の要求ミスの要求サイズ(バイト)脚注参照1

REQUEST_FAILURES

NUMBER

要求を満たすためのメモリーを検出できなかった回数。内部フラッシュ(メモリーの解放に使用される)がメモリー要求を満たさない場合は、エラーORA-04031が発生する。脚注 2

LAST_FAILURE_SIZE

NUMBER

最後に失敗した要求の要求サイズ(バイト)。内部フラッシュ(メモリーの解放に使用される)がメモリー要求を満たさない場合は、エラーORA-04031が発生する。脚注参照2

ABORTED_REQUEST_THRESHOLD

NUMBER

オブジェクトをフラッシュせずにORA-04031エラーを送信する要求の最小サイズ(バイト)脚注参照2

ABORTED_REQUESTS

NUMBER

オブジェクトをフラッシュせずにORA-04031エラーを送信した要求の数脚注 2

LAST_ABORTED_SIZE

NUMBER

LRUリストからオブジェクトをフラッシュせずにORA-04031エラーを戻した要求の最後のサイズ(バイト)脚注参照2

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1

これらの列は、初期化パラメータSHARED_POOL_RESERVED_SIZEに有効な値が設定されている場合にのみ有効です。

脚注2

これらの列には、SHARED_POOL_RESERVED_SIZEが設定されていなくても、有効となる値が設定されています。