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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.77 DBFIPS_140

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

ブール

デフォルト値

false

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

true | false

基本

いいえ

Oracle RAC

すべてのインスタンスには、同じ値を使用する必要がある。

DBFIPS_140を使用すると、透過的データ暗号化(TDE)とDBMS_CRYPTO PL/SQLパッケージ・プログラム・ユニットを、連邦情報処理規格(Federal Information Processing Standard)に準拠したモード(以降「FIPSモード」と呼ぶ)で実行できます。

TDEおよびDBMS_CRYPTOをFIPSモードで使用するには、このパラメータをtrueに設定します。この場合、FIPS準拠のアルゴリズムのみを使用できます。デフォルトでは、このパラメータはfalseに設定されています。このパラメータをfalseに設定する場合、すべてのアルゴリズム(FIPS準拠を問わず)を使用できます。

注意:

この初期化パラメータは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以降で使用できます。

関連項目:

  • Oracle Database FIPS 140設定の構成の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照

  • 異なるプラットフォームでDBFIPS_140の値をtrueまたはfalseに設定する場合の影響を説明する表については、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照