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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.283 TIMED_STATISTICS

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

ブール

デフォルト値

STATISTICS_LEVELTYPICALまたはALLに設定されている場合はTRUEです。

STATISTICS_LEVELBASICに設定されている場合はFALSEです。

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

true | false

基本

いいえ

TIMED_STATISTICSには、時刻に関連する統計情報を収集するかどうかを指定します。

  • true

    統計情報はトレース・ファイルに収集および格納されるか、またはV$SESSTATSおよびV$SYSSTATS動的パフォーマンス・ビューに表示されます。

  • false

    時刻に関連するすべての統計情報の値は、0に設定されます。この設定により、オペレーティング・システムからの時刻要求のオーバーヘッドを回避することができます。

11.1.0.7.0以上では、STATISTICS_LEVELの値がTYPICALまたはALLに設定されていると、TIMED_STATISTICSパラメータの値をfalseに設定できません。

タイマー・アクセスが非常に高速なシステムでは、このパラメータをfalseに設定していても、タイミングが使用可能になることがあります。このようなシステムでは、このパラメータにtrueを設定すると、長時間実行する操作の時間に関する統計情報がより正確になります。

関連項目:

  • このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。

  • このパラメータの設定に依存する統計情報については、「統計情報の説明」を参照してください。