プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
|
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
基本 |
不可 |
自動並列度によって、文をパラレル実行するかどうか、および文で使用する並列度が自動的に判定されます。オプティマイザは、文のリソース要求に基づいて文の並列度を自動的に判断します。ただし、オプティマイザは使用する並列度を制限して、パラレル・サーバー・プロセスによってシステムでフラッドが生じないようにします。この制限はPARALLEL_DEGREE_LIMIT
によって実施されます。
値
CPU
最大並列度は、システムのCPU数によって制限されます。この制限を計算する式は、PARALLEL_THREADS_PER_CPU
×CPU_COUNT
×使用可能なインスタンス数です(使用可能なインスタンスとは、デフォルトでは、クラスタでオープンされているすべてのインスタンスですが、PARALLEL_INSTANCE_GROUP
またはサービス仕様を使用して制約することができます)。これはデフォルトです。
IO
オプティマイザが使用可能な最大並列度は、システムのI/O容量によって制限されます。この値は、総システム・スループットを1プロセス当たりの最大I/O帯域幅で割って算出されます。IO
設定を使用するには、システムでDBMS_RESOURCE_MANAGER.CALIBRATE_IO
プロシージャを実行する必要があります。このプロシージャは、総システム・スループットと1プロセス当たりの最大I/O帯域幅を計算します。
integer
このパラメータの数値は、自動並列度がアクティブな場合にオプティマイザがSQL文に対して選択可能な最大並列度を示します。自動並列度は、PARALLEL_DEGREE_POLICY
にADAPTIVE
、AUTO
またはLIMITED
が設定されている場合にのみ使用可能になります。
関連項目:
自動並列度の詳細は、『Oracle Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド』を参照してください。
DBMS_RESOURCE_MANAGER.CALIBRATE_IO
プロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。