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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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9.112 V$TEMPUNDOSTAT

V$TEMPUNDOSTATは、このデータベース・インスタンスの一時UNDOログに関連する様々な統計情報を示します。システムの動作状況を示す、統計データのヒストグラムが表示されます。このビューの各行では、10分間隔でインスタンス内で統計が収集されます。行は、BEGIN_TIME列の値の降順に並びます。このビューには、4日サイクルによる合計576行が含まれます。このビューはV$UNDOSTATビューとよく似ています。

データ型 説明

BEGIN_TIME

DATE

時間間隔の開始点を示す

END_TIME

DATE

時間間隔の終了点を示す

UNDOTSN

NUMBER

該当する期間の最後にアクティブであったUNDO表領域を示す。このアクティブUNDO表領域の表領域IDは、この列に戻される。期間中に、複数のUNDO表領域がアクティブであった場合、その中で最後にアクティブであったアクティブUNDO表領域がレポートされる。

TXNCOUNT

NUMBER

時間間隔内で前述の表領域に含まれる一時UNDOセグメントにバインドされたトランザクションの合計数

MAXCONCURRENCY

NUMBER

時間間隔内に一時オブジェクトを変更した、同時実行されたトランザクションの最大数

MAXQUERYLEN

NUMBER

将来の使用のために予約済

MAXQUERYID

VARCHAR2(13)

将来の使用のために予約済

UNDOBLKCNT

NUMBER

コンシューム済一時UNDOブロックの合計数

EXTCNT

NUMBER

コンシューム済エクステントの合計数

USCOUNT

NUMBER

この期間に作成された一時UNDOセグメント

SSOLDERRCNT

NUMBER

エラーORA-01555が発生した回数を示す。この統計情報を使用してUNDO表領域のサイズが指定されている場合、UNDO_RETENTION初期化パラメータが正しく設定されているかどうかを判断できる。UNDO_RETENTIONの値を大きくすると、このエラーの発生回数を削減できる。

NOSPACEERRCNT

NUMBER

一時UNDOのための空き領域がないというエラーが発生した合計回数

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

V$UNDOSTAT