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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.85 V$BACKUP_FILES

V$BACKUP_FILESは、すべてのRMANバックアップ(イメージ・コピーとバックアップ・セットの両方)およびアーカイブ・ログに関する情報を示します

このビューは、LIST BACKUPおよびLIST COPY RMANコマンドをシミュレートします。このビューを表示するには、DBMS_RCVMAN.SETDATABASEプロシージャを使用してデータベースを設定する必要があります。

データ型 説明

PKEY

NUMBER

バックアップ用の主キー

BACKUP_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップのタイプ:

  • BACKUP SET

  • COPY

  • PROXY COPY

FILE_TYPE

VARCHAR2(32)

ファイルのタイプ:

  • DATAFILE

  • CONTROLFILE

  • SPFILE

  • REDO LOG

  • ARCHIVED LOG

  • COPY(イメージ・コピー・バックアップ用)

  • PIECE(バックアップ・ピース用)

KEEP

VARCHAR2(3)

バックアップがCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なる保存方針を持っているかどうか(YES | NO)

KEEP_UNTIL

DATE

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句が指定されている場合、この列はバックアップの保存期限を示す。この列がNULLで、KEEP_OPTIONSがNULLでない場合、バックアップは不要にならない。

KEEP_OPTIONS

VARCHAR2(13)

バックアップ用のKEEPオプション:

  • LOGS - RMANによってバックアップのリカバリに必要なログが保持される。

  • NOLOGS - RMANによってバックアップのリカバリに必要なログが保持されない。

この列がNULLの場合、バックアップはKEEPオプションを持たず、保存方針に基づいて廃止される。

STATUS

VARCHAR2(16)

バックアップの状態:

  • AVAILABLE

  • UNAVAILABLE

  • EXPIRED

  • OTHER

FNAME

VARCHAR2(1024)

ファイル名

TAG

VARCHAR2(32)

ピース、コピーまたはプロキシ・コピーのタグ

MEDIA

VARCHAR2(80)

ピースまたはプロキシ・コピーのメディアID

RECID

NUMBER

制御ファイル内のレコードのレコードID

STAMP

NUMBER

制御ファイル内のレコードのスタンプ

DEVICE_TYPE

VARCHAR2(255)

バックアップを格納するメディア・デバイスのタイプ

BLOCK_SIZE

NUMBER

バックアップのブロック・サイズ(バイト)

COMPLETION_TIME

DATE

バックアップの完了時刻

COMPRESSED

VARCHAR2(3)

バックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO)。FILE_TYPEPIECEの場合のみ有効。イメージ・コピーは圧縮不可能。

OBSOLETE

VARCHAR2(3)

バックアップ・ピースまたはコピーが廃止されたかどうか(YES | NO)。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ有効。

BYTES

NUMBER

ファイル・サイズ(バイト)

BS_KEY

NUMBER

バックアップ・セットの主キー(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_COUNT

NUMBER

制御ファイル・レコードのバックアップ・セット数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_STAMP

NUMBER

制御ファイル・レコードのバックアップ・セットのスタンプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップ・セットのタイプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効):

  • DATAFILE

  • ARCHIVED LOG

BS_INCR_TYPE

VARCHAR2(32)

バックアップ・セットの増分タイプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_PIECES

NUMBER

バックアップ・セット内のバックアップ・ピース数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_COPIES

NUMBER

バックアップ・セットのコピー数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。

BS_COMPLETION_TIME

DATE

バックアップ・セットの完了時刻(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_STATUS

VARCHAR2(16)

バックアップ・セットの状態(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効):

  • AVAILABLE

  • UNAVAILABLE

  • EXPIRED

  • OTHER - バックアップ・セットに含まれるピースの状態が均一でない(使用できるピースと使用できないピースがある)。

BS_BYTES

NUMBER

バックアップ・セット内のすべてのバックアップ・ピース・サイズの合計(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)

BS_COMPRESSED

VARCHAR2(3)

バックアップ・セットのバックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効。

BS_TAG

VARCHAR2(1024)

バックアップ・セットのタグ。ピースに異なるタグが含まれている場合は、すべてのピース・タグが連結され、カンマで区切られる。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効。)

BS_DEVICE_TYPE

VARCHAR2(255)

バックアップ・セットのデバイス・タイプ。複数のデバイス・タイプがある場合、各タイプがカンマで区切られる。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効。

BP_PIECE#

NUMBER

バックアップ・セット内のピース数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。

BP_COPY#

NUMBER

バックアップ・セットのコピー数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。

DF_FILE#

NUMBER

データ・ファイルの絶対ファイル番号。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。

DF_TABLESPACE

VARCHAR2(30)

データ・ファイルの表領域名。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。

DF_RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

制御ファイルまたはデータ・ファイルが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。

DF_CREATION_CHANGE#

NUMBER

制御ファイルまたはデータ・ファイルの作成SCN。(FILE_TYPECONTROLFILEまたはDATAFILEの場合のみ有効)。

DF_CHECKPOINT_CHANGE#

NUMBER

最新の制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイントのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPECONTROLFILEまたはDATAFILEの場合のみ有効)。

DF_CKP_MOD_TIME

DATE

SPFILEの場合は変更時刻。それ以外の場合は制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイント実行時刻。(FILE_TYPESPFILECONTROLFILEまたはDATAFILEの場合のみ有効)。

RL_THREAD#

NUMBER

アーカイブ・ログのREDOログ・スレッド番号。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。

RL_SEQUENCE#

NUMBER

アーカイブ・ログのREDOログ順序番号。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。

RL_RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

レコードが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。

RL_FIRST_CHANGE#

NUMBER

REDOログの最初のSCN。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。

RL_FIRST_TIME

DATE

Oracle DatabaseがREDOログに切り替えられた時刻。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。

RL_NEXT_CHANGE#

NUMBER

スレッド内の次のREDOログの最初のSCN。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。

RL_NEXT_TIME

DATE

スレッド内の次のREDOログの最初のタイムスタンプ。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

DBMS_RCVMAN.SETDATABASEプロシージャの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。