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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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3.77 ALL_SQLSET_PLANS

ALL_SQLSET_PLANSは、現行のユーザーがアクセスできるSQLチューニング・セット内の文の取得されたプランを示します。

関連ビュー

  • DBA_SQLSET_PLANSは、データベース内のSQLチューニング・セット内の取得されたプランを示します。

  • USER_SQLSET_PLANSは、現行のユーザーが所有するSQLチューニング・セット内の文の取得されたプランを示します。このビューは、SQLSET_OWNER列を表示しません。

データ型 NULL 説明

SQLSET_NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

文のSQLチューニング・セットの名前

SQLSET_OWNER

VARCHAR2(128)

SQLチューニング・セットの所有者のユーザー名

SQLSET_ID

NUMBER

NOT NULL

文のSQLチューニング・セットのID

CON_DBID

NUMBER

NOT NULL

PDBのデータベースID

SQL_ID

VARCHAR2(13)

NOT NULL

ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのSQL識別子

FORCE_MATCHING_SIGNATURE

NUMBER

NOT NULL

CURSOR_SHARINGパラメータがFORCEに設定されたときに使用されるシグネチャ

PLAN_HASH_VALUE

NUMBER

NOT NULL

カーソルに対するSQLプランの数値表現。PLAN_HASH_VALUEの値を別の値と比較すると、2つのプランが同じかどうかを(2つのプランを行単位で比較するより)容易に識別できる。

SQL_SEQ

NUMBER

NOT NULL

SQL順序

STATEMENT_ID

VARCHAR2(30)

文ID

PLAN_ID

NUMBER

プランID

TIMESTAMP

DATE

日時のタイムスタンプ

REMARKS

VARCHAR2(4000)

備考

OPERATION

VARCHAR2(30)

この手順で実行される内部操作の名前(たとえば、TABLE ACCESS)

OPTIONS

VARCHAR2(255)

OPERATION列で示されている操作のバリエーション(たとえば、FULL)

OBJECT_NODE

VARCHAR2(128)

オブジェクトを参照するために使用されたデータベース・リンクの名前(表またはビューの名前)。パラレル実行を使用するローカル問合せの場合、この列はコンシュームされた操作からの出力順番を示す。

OBJECT_OWNER

VARCHAR2(128)

表または索引を含むスキーマを持つユーザーの名前

OBJECT_NAME

VARCHAR2(128)

表名または索引名

OBJECT_ALIAS

VARCHAR2(261)

オブジェクトの別名

OBJECT_INSTANCE

NUMBER(38)

オブジェクトのインスタンス番号

OBJECT_TYPE

VARCHAR2(30)

オブジェクトのタイプ

OPTIMIZER

VARCHAR2(255)

計画の最初の行(文)に対するオプティマイザのカレント・モード(たとえば、CHOOSE)。操作がデータベース・アクセス(たとえば、TABLE ACCESS)の場合、この列は、オブジェクトが分析されたかどうかを示す。

SEARCH_COLUMNS

NUMBER

開始キーと停止キーを持つ索引列の数(つまり、一致する述語を持つ列数)

ID

NUMBER(38)

NOT NULL

実行計画の手順ごとに割り当てられた番号

PARENT_ID

NUMBER(38)

現行の手順の出力に基づいて動作する、次の実行手順のID

DEPTH

NUMBER(38)

ツリー内の操作の深さ(レベル)。レベル情報を取得するために、必ずしもCONNECT BY文(通常、PLAN_TABLE表からの行をインデントするために使用)を発行する必要はない。ルート操作(文)は、レベル0です。

POSITION

NUMBER(38)

同じPARENT_IDを持つすべての操作の処理順序

COST

NUMBER(38)

オプティマイザのコストベース・アプローチによって見積られた操作のコスト。ルールベース方法を使用する文の場合、この列はNULL。

CARDINALITY

NUMBER(38)

コストベースのオプティマイザによる操作によって作成された行数の見積り

BYTES

NUMBER(38)

コストベースのオプティマイザによる操作によって作成されたバイト数の見積り

OTHER_TAG

VARCHAR2(255)

OTHER列のコンテンツを説明する。値の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照。

PARTITION_START

VARCHAR2(255)

アクセスされたパーティション範囲の開始パーティション

PARTITION_STOP

VARCHAR2(255)

アクセスされたパーティション範囲の終了パーティション

PARTITION_ID

NUMBER(38)

PARTITION_START列とPARTITION_STOP列の値の組を計算する手順

OTHER

LONG

ユーザーにとって有効な、実行手順に固有のその他の情報。値の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照。

DISTRIBUTION

VARCHAR2(30)

プロデューサの問合せサーバーからコンシューマの問合せサーバーへの、行の分散に使用されるメソッドを格納する。

CPU_COST

NUMBER(38)

オプティマイザのコストベース・アプローチによって見積られた操作のCPUコスト。ルールベース方法を使用する文の場合、この列はNULL。

IO_COST

NUMBER(38)

オプティマイザのコストベース・アプローチによって見積られた操作のI/Oコスト。ルールベース方法を使用する文の場合、この列はNULL。

TEMP_SPACE

NUMBER(38)

オプティマイザのコストベース方法で見積もった操作(ソートまたはハッシュ結合)の一時領域の使用方法。ルールベース方法を使用する文の場合、この列はNULL。

ACCESS_PREDICATES

VARCHAR2(4000)

アクセス構造内の行の検索に使用する述語。たとえば、開始述語または停止述語は索引レンジ・スキャンに使用。

FILTER_PREDICATES

VARCHAR2(4000)

行の生成前のフィルタ処理に使用される述語

PROJECTION

VARCHAR2(4000)

操作により生成される式

TIME

NUMBER(38)

オプティマイザのコストベース・アプローチによって見積られた操作の経過時間(秒)。ルールベース方法を使用する文の場合、この列はNULL。

QBLOCK_NAME

VARCHAR2(128)

問合せブロックの名前

OTHER_XML

CLOB

実行計画の実行手順に固有の追加情報を示す。複数の情報を格納できるため、この列の内容はXMLを使用して構成される。次のものが含まれます。

  • 問合せが解析された対象スキーマの名前

  • EXPLAIN PLANを作成したOracle Databaseのリリース番号

  • 実行計画に関連付けられたハッシュ値

  • 実行計画の作成に使用されたアウトラインまたはSQLプロファイルがある場合は、その名前

  • 計画の作成に動的統計が使用されたかどうか

  • アウトライン・データ(同じ計画の再作成に使用できる一連のオプティマイザ・ヒント)

値の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照。

EXECUTIONS

NUMBER

計画が実行された回数

STARTS

NUMBER

以前の実行中に蓄積された、この操作が開始された回数

OUTPUT_ROWS

NUMBER

以前の実行中に蓄積された、行ソースによって生成された行数

CR_BUFFER_GETS

NUMBER

以前の実行中に蓄積された、一貫性モードで取得されたバッファの数。通常、問合せの場合はバッファが一貫性モードで取得される。

CU_BUFFER_GETS

NUMBER

以前の実行中に蓄積された、カレント・モードで取得されたバッファの数。INSERTUPDATEおよびDELETEなどの文の場合、バッファはカレント・モードで取得される。

DISK_READS

NUMBER

以前の実行中に蓄積された、操作によって実行された物理ディスク読取り数

DISK_WRITES

NUMBER

以前の実行中に蓄積された、操作によって実行された物理ディスク書込み数

ELAPSED_TIME

NUMBER

以前の実行中に蓄積された、この操作に対応する経過時間(マイクロ秒)

LAST_STARTS

NUMBER

前回の実行中にこの操作が開始された回数

LAST_OUTPUT_ROWS

NUMBER

前回の実行中に行ソースによって生成された行数

LAST_CR_BUFFER_GETS

NUMBER

前回の実行中に一貫性モードで取得されたバッファの数。通常、問合せの場合はバッファが一貫性モードで取得される。

LAST_CU_BUFFER_GETS

NUMBER

前回の実行中にカレント・モードで取得されたバッファの数。INSERTUPDATEおよびDELETEなどの文の場合、バッファはカレント・モードで取得される。

LAST_DISK_READS

NUMBER

前回の実行中に操作によって実行された物理ディスク読取り数

LAST_DISK_WRITES

NUMBER

前回の実行中に操作によって実行された物理ディスク書込み数

LAST_ELAPSED_TIME

NUMBER

前回の実行中の、この操作に対応する経過時間(マイクロ秒)

POLICY

VARCHAR2(10)

この作業領域のサイズ指定方針:

  • MANUAL

  • AUTO

ESTIMATED_OPTIMAL_SIZE

NUMBER

メモリー内で操作を完全に実行(最適実行)するために、この作業領域が必要とする推定サイズ(KB)。この値は、オプティマイザ統計または以前の実行のいずれかから導出される。

ESTIMATED_ONEPASS_SIZE

NUMBER

単一のパスで操作を実行するために、この作業領域が必要とする推定サイズ(KB)。この値は、オプティマイザ統計または以前の実行のいずれかから導出される。

LAST_MEMORY_USED

NUMBER

カーソルの前回の実行時に、この作業領域が使用したメモリー・サイズ(KB)

LAST_EXECUTION

VARCHAR2(10)

カーソルの前回の実行時に、この作業領域の実行に使用されたメモリー要件OPTIMALONE PASSまたはONE PASSメモリー要件(またはMULTI-PASS)を示す。

LAST_DEGREE

NUMBER

カーソルの前回の実行中に使用された並列度

TOTAL_EXECUTIONS

NUMBER

この作業領域がアクティブになった回数

OPTIMAL_EXECUTIONS

NUMBER

この作業領域が最適モードで実行した回数

ONEPASS_EXECUTIONS

NUMBER

この作業領域がワン・パス・モードで実行した回数

MULTIPASSES_EXECUTIONS

NUMBER

この作業領域がワン・パスのメモリー要件以下で実行した回数

ACTIVE_TIME

NUMBER

この作業領域がアクティブな平均時間(1/100秒)

MAX_TEMPSEG_SIZE

NUMBER

この作業領域のインスタンス化によって作成された最大一時セグメント・サイズ(バイト)。この作業領域がディスクに収容されない場合、この列はNULL。

LAST_TEMPSEG_SIZE

NUMBER

この作業領域の前回のインスタンス化によって作成された一時セグメントのサイズ(バイト)。この作業領域の前回のインスタンス化がディスクに収容されなかった場合、この列はNULL。

関連項目: