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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.184 OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLING

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE10.0.0以上に設定されている場合は2

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE9.2.0に設定されている場合は1

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE9.0.1以下に設定されている場合は0

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

0から11

基本

いいえ

OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLINGでは、データベースで動的統計を収集するタイミングと、統計の収集にオプティマイザが使用するサンプル・サイズの両方が制御されます。

注意:

Oracle Database 12cよりも前のリリースでは、動的統計は動的サンプリングと呼ばれていました。

このパラメータを11に設定すると、オプティマイザは動的統計を使用してすべてのSQL演算子に対するカーディナリティの見積りを検証し、見積りの検証に費やす内部的な時間制限を決定します。

たとえば次のような場合、オプティマイザは11を使用するように自動的に決定します。

  • パラレル問合せが実行される場合。

  • 問合せが以前に実行済で、その履歴が利用可能(カーソル・キャッシュ、自動ワークロード・リポジトリまたはSQL Management Baseから)な場合。

OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLINGの値が11に設定されると、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEの設定はOPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLINGの設定に影響を与えません。

関連項目:

このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。