プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

7.126 V$COPY_CORRUPTION

V$COPY_CORRUPTIONは、データ・ファイルのコピーの破損に関する制御ファイルからの情報を示します。

データ型 説明

RECID

NUMBER

コピー破損レコードID

STAMP

NUMBER

コピー破損レコード・スタンプ

COPY_RECID

NUMBER

データ・ファイルのコピーのレコードID

COPY_STAMP

NUMBER

データ・ファイルのコピーのレコード・スタンプ

FILE#

NUMBER

データ・ファイル番号

BLOCK#

NUMBER

破損範囲の最初のブロック

BLOCKS

NUMBER

破損範囲の連続するブロック数

CORRUPTION_CHANGE#

NUMBER

論理的な破損が検出された時点の変更番号。0に設定されている場合、メディアの破損を示す。

MARKED_CORRUPT

VARCHAR2(3)

(YES | NO) YESに設定されている場合、データ・ファイル内ではブロックに破損マークが設定されていなかったが、データ・ファイルのコピーの作成中に破損が検出されマークが設定されたことを示す。

CORRUPTION_TYPE

VARCHAR2(9)

データ・ファイル内のブロック破損のタイプ。

  • ALL ZERO - ディスクのブロック・ヘッダーに0(ゼロ)のみが含まれている。ブロックは、値が入力されたことがない場合や、Oracle7ファイル内にある場合にも有効である可能性がある。空のブロックの場合、バッファはOracle8標準に再フォーマットされる。

  • FRACTURED - ブロック・ヘッダーは妥当に見えるが、ブロックの前後のバージョンが異なる。

  • CHECKSUM - オプションのチェック値が、ブロックに自己一貫性がないことを示す。チェック値が失敗した正確な原因は判断できませんが、ブロックの途中にあるセクターのバージョンが異なることが原因であると思われます。

  • CORRUPT - ブロックが適切に識別されていないか、データ・ブロックではない(データ・ブロック・アドレスが欠落している場合など)。

  • LOGICAL - ブロックが論理的に破損している。

  • NOLOGGING - ブロックにREDOログエントリがない(たとえば、プライマリ・データベースでNOLOGGING操作を実行すると、フィジカル・スタンバイ・データベースでこのタイプの破損が発生する可能性がある)。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID