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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.197 V$GC_ELEMENT

V$GC_ELEMENTは、バッファ・キャッシュで使用される各グローバル・キャッシュ・リソースに対するエントリを1つ示します。ロック要素に対応するグローバル・キャッシュ・リソースの名前は、{'BL', indx, class}です。これはOracle Real Application Clustersビューです。

データ型 説明

GC_ELEMENT_ADDR

RAW(4 | 8)

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。

INDX

NUMBER

プラットフォーム固有のロック・マネージャ識別子

CLASS

NUMBER

プラットフォーム固有のロック・マネージャ識別子

GC_ELEMENT_NAME

NUMBER

バッファを対象としているPCMロックを含むロックの名前

MODE_HELD

NUMBER

保持されたロック・モードの、プラットフォームによって異なる値: 通常、3 = 共有、5 = 排他

BLOCK_COUNT

NUMBER

PCMロックの対象となるブロックの数

RELEASING

NUMBER

PCMロックをダウングレードしている場合、0以外の値

ACQUIRING

NUMBER

PCMロックをアップグレードしている場合、0以外の値

WRITING

NUMBER

GC_ELEMENTが書込み中の場合、書込みの状態

RECOVERING

NUMBER

GC_ELEMENTがリカバリ中の場合、リカバリの状態

LOCAL

NUMBER

GC_ELEMENTがローカルの場合は0、グローバルの場合は1

FLAGS

NUMBER

ロック要素に対するプロセス・レベル・フラグ

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID