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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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9.63 V$SQL_SHARED_MEMORY

V$SQL_SHARED_MEMORYは、カーソル共有メモリー・スナップショットに関する情報を示します。共有プールに格納されている各SQL文には、それぞれに対応する子オブジェクトが1つ以上あります。それぞれの子オブジェクトはいくつかの部分に分かれており、その1つが問合せプランを保持するコンテンツ・ヒープです。

データ型 説明

SQL_TEXT

VARCHAR2(1000)

この行が情報を表示する共有カーソル子オブジェクトのSQLテキスト

SQL_FULLTEXT

CLOB

CLOB列として公開されるSQL文の全テキスト。SQL文の全テキストは、V$SQLTEXT動的パフォーマンス・ビューと結合するかわりに、この列を使用して取出し可能。

HASH_VALUE

NUMBER

共有プール内での前述のSQLテキストのハッシュ値

SQL_ID

VARCHAR2(13)

共有プール内での前述のSQLテキストのSQL識別子

HEAP_DESC

RAW(4 | 8)

この行で説明している子カーソルのコンテキスト・ヒープに関する記述子のアドレス

STRUCTURE

VARCHAR2(16)

この行で説明しているメモリー・チャンクが「X : Y」形式のコメントで割り当てられている場合、そのコメントの「X」の部分

FUNCTION

VARCHAR2(16)

STRUCTURE列と同様、コメントの「Y」フィールド

CHUNK_COM

VARCHAR2(16)

このメモリーが割り当てられたとき提供されたコメント・フィールド全体

CHUNK_PTR

RAW(4 | 8)

割り当てられたメモリーの開始アドレス

CHUNK_SIZE

NUMBER

このチャンクに割り当てられたメモリー容量

ALLOC_CLASS

VARCHAR2(8)

このメモリーが属するメモリーのクラス。通常、FREEABLEまたはPERMANENT

CHUNK_TYPE

NUMBER

このメモリーがLRUアルゴリズムをベースにした共有プールから削除される必要がある場合に、このメモリーの再作成方法をサーバーに伝えるコールバック関数表への索引

SUBHEAP_DESC

RAW(4 | 8)

このコンテキスト・ヒープの親ヒープ自体がサブヒープの場合は、親ヒープの記述子のアドレス

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID