| プロパティ | 説明 |
|---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
CPU_COUNTには、Oracle Databaseが使用できるCPUの数を指定します。複数のCPUスレッドを持つCPUでは、使用可能なCPUスレッドの合計数を指定します。オプティマイザ、パラレル問合せ、リソース・マネージャなど、Oracle Databaseの様々なコンポーネントがCPUの数に基づいて構成されます。
CPU_COUNTを0(デフォルト設定)に設定すると、Oracle Databaseはオペレーティング・システムによってレポートされるCPUの数を継続的に監視して、現行の数を使用します。CPU_COUNTを0以外の値に設定すると、Oracle Databaseは実際のCPUの数ではなく設定した値を使用するため、動的なCPUの再構成が無効になります。リソース・マネージャが有効になっている場合にCPU_COUNTを設定すると、CPU使用率はCPU_COUNTプロセッサに相当する値に制限されます。
注意:
CPU_COUNTを現行のCPUの数よりも大きい値に設定すると、エラーが発生します。ただし、初期化パラメータ・ファイルでCPU_COUNTを現行のCPUの数よりも大きい値に設定すると、CPU_COUNTは現行のCPUの数に制限されます。
注意:
CPU_COUNTの値を明示的に設定していない場合、CPU_COUNTのデフォルトの最大値はOracle ASMプロキシ・インスタンスの場合は2で、Oracle ASMインスタンスの場合は4で、Oracle ASM IOServerインスタンスの場合は8です。
関連項目:
CPU_COUNTを使用して単一インスタンスに対するデフォルト並列度を判定する方法や、PARALLEL句が指定されているが並列度がリストされていない場合のOracle RAC構成の詳細は、『Oracle Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド』を参照してください。
インスタンス・ケージングを有効にした場合のCPUリソースの割当て方法と、リソース・プランでの最大使用率制限の設定方法の例は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。