V$DIAG_INFOは、NAME=VALUEペアを使用して自動診断リポジトリ(ADR)機能の状態を示します。
V$DIAG_INFO
NAME=VALUE
INST_ID
NUMBER
インスタンスID
NAME
VARCHAR2(64)
ADRが有効化されているかどうか、ディレクトリとファイルの場所はどこか、継続中の課題(インシデントや問題)がいくつあるかなど、ADRの状態を示すデータを識別する。
可能な値は次のとおり。
Diag Enabled: ADRが有効化されているかどうかを示す。
Diag Enabled
ADR BaseからHealth Monitor: 様々なディレクトリ(ADRベース、ADRホーム、およびADRホーム内のサブディレクトリ)を示す。
ADR Base
Health Monitor
Default Trace File: 現行プロセスの現在のデフォルト・トレース・ファイルを示す。
Default Trace File
Active Problem CountおよびActive Incident Count: このADRで過去24時間の間にいくつの問題/インシデントが発生したか、または永続エラー(ディスク破損など)であることを示すメタデータ・セットを持つ問題/インシデントがいくつあるかを示す。
Active Problem Count
Active Incident Count
VALUE
VARCHAR2(512)
NAME列で識別されたデータの現在の状態を示す。
CON_ID
データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。
0
1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される
1
n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID