V$MTTR_TARGET_ADVICE
は、各行に対応するMTTRの物理I/O数予測を表す行を示します。また、この行では物理I/O要因も計算されます。物理I/O要因とは、現行のMTTR設定によって測定間隔内で実際に実行されるI/O数に対する見積りI/O数の割合です。
データベースの起動後にMTTRアドバイザがオンになっていない場合、このビューの内容は空になります。それ以外の場合は、収集されたアドバイザ情報が戻されます。現在、アドバイザがオフになっている場合、この情報は前回MTTRアドバイザがオンになっていた時点から収集されます。MTTRアドバイザがオンになるようにSTATISTICS_LEVEL
パラメータを動的に変更する場合は、FAST_START_MTTR_TARGET
を0(ゼロ)以外の値に設定する必要があります。
MTTRアドバイザがオンになっている間にFAST_START_MTTR_TARGET
パラメータに変更があると、新規のFAST_START_MTTR_TARGET
設定が有効になるまでMTTRアドバイザが一時的にオフになります。この推移期間中は、V$MTTR_TARGET_ADVICE
の内容には古いMTTR設定のシミュレーション結果が反映されます。
列 | データ型 | 説明 |
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シミュレートされるMTTR設定。これがビューの1行目の場合は、現行のMTTR設定と同じ。 |
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MTTRシミュレーションの現在の状態:
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シミュレート対象のMTTRから導出される使用済バッファ制限 |
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このMTTRでのキャッシュの物理書込みの見積り数 |
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このMTTRでのキャッシュの見積り物理書込み比。これは、現行のMTTR設定におけるキャッシュ書込み数に対する見積りキャッシュ書込み数の割合を示す。 |
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このMTTRでの物理書込みの見積り合計数 |
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このMTTRでの見積り合計物理書込み比。これは、現行のMTTR設定における物理書込みの合計数に対する物理書込みの見積り合計数の割合を示す。 |
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このMTTRでのI/Oの見積り合計数 |
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このMTTRでの見積り合計I/O比。これは、現行のMTTR設定における合計I/O数に対する見積り合計I/O数の割合を示す。 |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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関連項目: