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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.194 V$FOREIGN_ARCHIVED_LOG

V$FOREIGN_ARCHIVED_LOGでは、ロジカル・スタンバイ・データベースに問合せを行って、データベースが受信した外部アーカイブ・ログのリストを確認できます。

フィジカル・スタンバイ・データベースでは、このビューに対して行は戻されません。

データ型 説明

RECID

NUMBER

アーカイブ・ログ・レコードID

STAMP

NUMBER

アーカイブ・ログ・レコード・スタンプ

NAME

VARCHAR2(513)

アーカイブ・ログ・ファイル名。NULLに設定されている場合、そのログ・ファイルがアーカイブされる前に消去されたか、RMANのBACKUPコマンドでdelete inputオプションを使用してすべてのアーカイブログのバックアップが実行された(RMAN> backup archivelog all delete input; )。

DEST_ID

NUMBER

アーカイブ・ログが生成された元の接続先。接続先の識別子が使用不可の場合、この値は0。

THREAD#

NUMBER

REDOスレッド番号

SEQUENCE#

NUMBER

REDOログ順序番号

RESETLOGS_CHANGE#

NUMBER

ログが書き込まれた時点の、データベースのリセットログ変更番号

RESETLOGS_TIME

DATE

ログが書き込まれた時点の、データベースのリセットログ時刻

RESETLOGS_ID

NUMBER

アーカイブREDOログに対応付けられたリセットログ識別子

FIRST_CHANGE#

NUMBER

アーカイブ・ログの最初の変更番号

FIRST_TIME

DATE

最初の変更のタイムスタンプ

NEXT_CHANGE#

NUMBER

次のログ内の最初の変更

NEXT_TIME

DATE

次の変更のタイムスタンプ

BLOCKS

NUMBER

アーカイブ・ログのサイズ(ブロック単位)

BLOCK_SIZE

NUMBER

REDOログ・ブロックのサイズ。これはアーカイブ・ログの論理ブロック・サイズで、アーカイブ・ログがコピーされたオンライン・ログの論理ブロック・サイズと同じ。オンライン・ログの論理ブロック・サイズはプラットフォーム固有の値で、ユーザーは調整できない。

CREATOR

VARCHAR2(7)

アーカイブ・ログの作成者:

ARCH - アーカイバ・プロセス

FGRD - フォアグラウンド・プロセス

RMAN - Recovery Manager

SRMN - スタンバイ時のRMAN

LGWR - ログ・ライター・プロセス

REGISTRAR

VARCHAR2(7)

エントリの登録者:

RFS - リモート・ファイル・サーバー・プロセス

ARCH - アーカイバ・プロセス

FGRD - フォアグラウンド・プロセス

RMAN - Recovery Manager

SRMN - スタンバイ時のRMAN

LGWR - ログ・ライター・プロセス

ARCHIVED

VARCHAR2(3)

オンラインREDOログがアーカイブされたこと(YES)、またはRMANがリカバリ時に、ログの調査および将来REDOログを適用するためのレコードの作成のみが行われたこと(NO)を示す。

APPLIED

VARCHAR2(3)

ARCHIVELOGが、対応するスタンバイ・データベースに適用されているかどうか(YES | NO)。ローカルの接続先の値は、常にNO

この列は、REGISTRAR='RFS'が指定されたARCHIVED_LOGエントリに対するスタンバイ・サイトで有効(つまり、このログはプライマリからスタンバイ・データベースに送信される)。REGISTRAR='RFS'およびAPPLIEDNOの場合、ログはスタンバイ・データベースに受信されているが、適用されない。REGISTRAR='RFS'およびAPPLIEDYESの場合、ログはスタンバイ・データベースに受信および適用済。

このフィールドは、ディスクからバックアップおよび削除可能なアーカイブ・ログを識別するために使用可能。

DELETED

VARCHAR2(3)

RMANのDELETEコマンドによって、アーカイブ・ログ・ファイルがディスクから物理的に削除され、ターゲット・データベースの制御ファイルおよびリカバリ・カタログからも論理的に削除されたかどうか(YES | NO)

STATUS

VARCHAR2(1)

アーカイブ・ログの状態

A - 使用可能

D - 削除済

U - 使用不可能

X - 期限切れ

COMPLETION_TIME

DATE

アーカイブ完了の時刻

DICTIONARY_BEGIN

VARCHAR2(3)

ログに、LogMinerディクショナリの先頭が含まれているかどうか(YES | NO)

DICTIONARY_END

VARCHAR2(3)

ログに、LogMinerディクショナリの末尾が含まれているかどうか(YES | NO)

END_OF_REDO

VARCHAR2(3)

アーカイブREDOログに、プライマリ・データベースのすべてのREDO情報の末尾が含まれているかどうか(YES | NO)

ARCHIVAL_THREAD#

NUMBER

アーカイブ操作を実行したインスタンスのREDOスレッド番号。この列は、クローズされたスレッドが別のインスタンスによりアーカイブされる場合にのみ、THREAD#列とは異なる値になる。

IS_RECOVERY_DEST_FILE

VARCHAR2(3)

ファイルが高速リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO)

COMPRESSED

VARCHAR2(3)

予約済

FAL

VARCHAR2(3)

アーカイブ・ログがFAL要求の結果として生成されたかどうか(YES | NO)

END_OF_REDO_TYPE

VARCHAR2(10)

有効な値は次のとおりです。

SWITCHOVER - スイッチオーバーの終わりに生成されたアーカイブREDOログ・ファイル

TERMINAL - フェイルオーバー後に生成されたアーカイブREDOログ・ファイル

RESETLOGS - ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS文が発行された後にプライマリ・データベースにアーカイブされたオンラインREDOログ・ファイル

ACTIVATION - ALTER DATABASE ACTIVATE STANDBY DATABASE文が発行された後にフィジカル・スタンバイ・データベースにアーカイブされたログ・ファイル

空の文字列 - ログは通常のアーカイブであり、他のなんらかのイベントによりアーカイブされたものではない。

SOURCE_DBID

NUMBER

このアーカイブ・ログを生成したソース・データベースのデータベースID

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID