V$SQL_WORKAREA_ACTIVE
には、現在システムによって割り当てられている作業領域の瞬間ビューが含まれます。このビューをV$SQL_WORKAREA
に対してWORKAREA_ADDRESS
で結合し、作業領域の定義にアクセスできます。作業領域がディスクに収容される場合、このビューにはこの作業領域のかわりに作成された一時セグメントの情報が含まれます。
最後の3列は、V$SQL_WORKAREA_ACTIVE
をV$TEMPSEG_USAGE
と結合して、この一時セグメントの詳細情報を取り出せるように含まれています。
このビューを使用して、次の内容を確認できます。
システムに現在割り当てられている10個の最大作業領域
過剰割当てメモリーの割合(EXPECTED_SIZE
<
ACTUAL_MEM_USED
)および過小割当てメモリーの割合(EXPECTED_SIZE
>
ACTUAL_MEM_USED
)
メモリー・マネージャで予期されるより大きなメモリーを使用するアクティブな作業領域
ディスクに収容されたアクティブな作業領域
列 | データ型 | 説明 |
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現在実行されているSQL文のハッシュ値 |
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現在実行されているSQL文のSQL識別子 |
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このセッションにより現在実行中のSQLの実行が開始された時刻 |
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SQL実行識別子( |
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作業領域ハンドルのアドレス。これは、ビューの主キーに該当する。 |
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作業領域を使用する操作のタイプ。 |
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実行計画内の操作を識別するための一意の番号。この識別子は、 |
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この作業領域のサイズ指定方法( |
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セッション識別子 |
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問合せコーディネータのインスタンス識別子。 |
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問合せコーディネータのセッション識別子。シリアル・カーソルによって作業領域が割り当てられている場合、これはSIDと同じ。 |
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この作業領域がアクティブな平均時間(マイクロ秒) |
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現在、操作で使用されている作業領域の最大サイズ(バイト) |
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この作業領域の予測サイズ(バイト)。 |
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この作業領域のかわりに現在割り当てられているPGAメモリー量(バイト)。この値は、 |
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この作業領域が使用するメモリーの最大量(バイト) |
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この作業領域に対応するパス数( |
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この作業領域のかわりに使用される一時セグメントのサイズ(バイト)。この作業領域がディスクに(まだ)収容されていない場合、この列はNULL。 |
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この作業領域のかわりに作成された一時セグメントの表領域名。この作業領域がディスクに(まだ)収容されていない場合、この列はNULL。 |
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この作業領域のかわりに作成された一時セグメント用の表領域内の相対ファイル番号。この作業領域がディスクに(まだ)収容されていない場合、この列はNULL。 |
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この作業領域のかわりに作成された一時セグメントのブロック番号。この作業領域がディスクに(まだ)収容されていない場合、この列はNULL。 |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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関連項目:
SQL作業領域の詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。