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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.230 REDO_TRANSPORT_USER

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

REDO_TRANSPORT_USER = user_name

デフォルト値

デフォルト値はありません。

値の範囲

SYSDBAまたはSYSOPER権限を付与されているユーザーの名前と一致する任意の文字列

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

基本

いいえ

Oracle RAC

すべてのインスタンスに同じ値を使用する必要がある。

REDO_TRANSPORT_USERには、リモート・ログイン・パスワード・ファイルがREDO転送認証に使用される場合に使用されるパスワード・ベリファイアを所有するユーザーの名前を指定します。このユーザーはSYSDBAまたはSYSOPER権限を持っており、さらに、REDO転送セッションを開始するデータベースとそのターゲットとなるデータベースにおいて、同一のパスワードを持っている必要があります。

このパラメータの値では大文字と小文字が区別されるので、V$PWFILE_USERSビューの行のUSERNAME列の値と完全に一致する必要があります。その行のSYSDBAまたはSYSOPER列の値もTRUEである必要があります。

このパラメータが指定されていない場合、REDO転送認証に対してリモート・ログイン・パスワード・ファイルが使用されるときに、SYSユーザーのパスワード・ベリファイアが使用されます。

関連項目:

このパラメータの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。