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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.79 V$MUTEX_SLEEP_HISTORY

V$MUTEX_SLEEP_HISTORYは、時系列のデータを示します。このビューの各行には、特定の時刻、mutexタイプ、場所、要求セッションおよびブロッキング・セッションの組合せが含まれます。つまり、各行は、特定のブロッキング・セッションに保持されているために特定のmutexタイプと場所の要求中にスリープした特定のセッション(要求セッション)に関連するデータを示します。このビューのデータは、示された最新のスリープとともに循環バッファ内に含まれます。

データ型 説明

MUTEX_IDENTIFIER

NUMBER

Mutex ID

SLEEP_TIMESTAMP

TIMESTAMP(6)

このMUTEX_TYPEおよびLOCATIONが、BLOCKING_SESSIONによって保持されている間にREQUESTING_SESSIONでスリープした最後の日付/時刻。

MUTEX_TYPE

VARCHAR2(32)

mutexが保護するアクションまたはオブジェクトのタイプ

GETS

NUMBER

mutexが作成されてから、待機の時間になるまでの合計取得数(過去と現在のすべてのセッションが対象となる)

SLEEPS

NUMBER

mutexを取得するまでに要求側がスリープする必要があった回数

REQUESTING_SESSION

NUMBER

mutexを要求しているセッションのSID

BLOCKING_SESSION

NUMBER

mutexを保持しているセッションのSID

LOCATION

VARCHAR2(40)

mutexの待機側がスリープしたコード位置

MUTEX_VALUE

RAW(4 | 8)

mutexが排他(X)モードで保持されている場合、この列はブロッキング・セッションのSIDを示し、それ以外の場合は、Sモードでmutexを参照しているセッションの番号を示す。

P1

NUMBER

予約済

P1RAW

RAW(4 | 8)

予約済

P2

NUMBER

予約済

P3

NUMBER

予約済

P4

NUMBER

予約済

P5

VARCHAR2(64)

予約済

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID