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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.142 V$DATAGUARD_STATS

V$DATAGUARD_STATSは、スタンバイ・データベース上での問合せに対して、Oracle Data Guardメトリックに関する情報を示します。プライマリ・データベース上での問合せに対しては、行を返しません。

データ型 説明

SOURCE_DBID

NUMBER

保護されたソース・データベースのデータベースID

SOURCE_DB_UNIQUE_NAME

VARCHAR2(32)

保護されたソース・データベースの一意のデータベース名

NAME

VARCHAR2(32)

メトリック名:

  • APPLY FINISH TIME - プライマリ・データベースから受信済でまだ適用されていないREDOをすべて適用するための推定所要時間。スタンバイ・データベースに1つ以上のREDOギャップがある場合は、最も古いREDOギャップの発生時から、最後にアーカイブされたREDOログの終わりまで、受信済でまだ適用されていないのREDOをすべて適用するための推定所要時間。

  • APPLY LAG - 適用遅延は、スタンバイ・データベースにREDOが伝播および適用される際の遅延のため、スタンバイ・データベースのデータがプライマリ・データベースのデータよりも遅延する度合い。この値は適用インスタンスにのみ関係する。

  • TRANSPORT LAG - 転送遅延は、スタンバイ・データベースへのREDOの転送がプライマリ・データベースでのREDOの生成よりも遅延する度合い。スタンバイ・データベースで1つ以上のREDOギャップがある場合は、最初のREDOギャップの発生後にREDOは受信されなかったものとして、転送ラグが計算されます。

  • ESTIMATED STARTUP TIME - データベースの起動およびオープンにかかる推定所要時間

VALUE

VARCHAR2(64)

メトリックの値:

UNIT

VARCHAR2(30)

測定の単位

TIME_COMPUTED

VARCHAR2(30)

メトリック計算時のスタンバイ・データベースのローカル時刻

DATUM_TIME

VARCHAR2(30)

メトリック計算に使用されたデータ受信時のスタンバイ・データベースのローカル時刻

APPLY LAGメトリックおよびTRANSPORT LAGメトリックは、プライマリ・データベースから定期的に受信されるデータに基づいて計算される。複数の問合せにおいてこの列の値が変化しない場合は、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースからデータを受信していないことを示している。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID