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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.11 ASM_DISKSTRING

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

ASM_DISKSTRING = discovery_string [, discovery_string ] ...

デフォルト値

NULL文字列。自動ストレージ管理検出により、自動ストレージ管理インスタンスが読取り/書込み権限を持つオペレーティング・システム固有の位置にあるすべてのディスクが検出される。

変更可能

ALTER SESSION、ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

Oracle RAC

複数インスタンスには、異なる値を指定可能。異なるノードが1つのディスクを異なる名前で検出する場合がある。ただし、各インスタンスはそのASM_DISKSTRINGを使用して、クラスタ内の他のノードと同じ物理メディアを検出できる。

注意:

このパラメータは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスでのみ指定できます。

ASM_DISKSTRINGには、検出対象のディスク・セットを制限するためにOracle ASMが使用するオペレーティング・システム依存の値を指定します。新しいディスクがディスク・グループに追加されると、そのディスク・グループがマウントされた各Oracle ASMインスタンスは、ASM_DISKSTRINGの値を使用して新しいディスクを検出できる必要があります。

ほとんどの場合、デフォルト値で十分です。これより制限的な値を使用すると、Oracle ASMが検出の実行に要する時間を短縮し、ディスク・グループのマウント時間や、ディスク・グループへのディスクの追加時間を短縮できます。文字列の先頭の?は、Oracleホーム・ディレクトリに展開できます。オペレーティング・システムによっては、ワイルドカード文字を使用できます。新しいディスクが検出されるように、ディスクを追加する前にASM_DISKSTRINGの動的な変更が必要になる場合があります。

新しい値が、マウント済のディスク・グループに含まれるディスクの検出に使用できない場合は、ASM_DISKSTRINGの動的な変更が拒否され、古い値が保持されます。

関連項目:

このパラメータの使用方法および使用例は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。