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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.152 MAX_DUMP_FILE_SIZE

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

MAX_DUMP_FILE_SIZE = { integer [K | M | G] | UNLIMITED }

デフォルト値

UNLIMITED

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

0から無制限またはUNLIMITED

基本

いいえ

MAX_DUMP_FILE_SIZEには、トレース・ファイル(アラート・ログを除く)の最大サイズを指定します。トレース・ファイルが使用する領域が大きくなりすぎる可能性がある場合は、この値を変更してください。

  • MAX_DUMP_FILE_SIZEの数値には、オペレーティング・システム・ブロック内の最大サイズを指定します。

  • 数値の後に接尾辞KまたはMまたはGを付けることによって、ファイル・サイズをKB、MBまたはGBで指定します。

  • 特別な文字列値UNLIMITEDは、トレース・ファイルのサイズに上限がないことを意味します。したがって、オペレーティング・システムで許されるかぎりダンプ・ファイルを大きくできます。

トレース・ファイルのサイズが制限されている場合、必要に応じて複数のファイル(セグメントと呼ばれる)に自動的に分割されることがあります。セグメントはアクティブなトレース・ファイルと同じファイル名になりますが、セグメント番号が追加されます。

トレース・ファイルは最大5つのセグメントに分割でき、通常、各セグメントのサイズはトレース・ファイルの制限の1/5です。

すべてのトレース・ファイル・セグメントの合計サイズが、指定されている制限を超えた場合、最も古いセグメントが削除され、新しい空のセグメントが作成されます。そのため、トレース・ファイルには常に最新のトレース情報が含まれます。

最初のセグメントは削除されないことに注意してください(プロセスの初期状態の関連情報が含まれる場合があるため)。

関連項目:

このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』および『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。