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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.24 V$LATCH_CHILDREN

V$LATCH_CHILDRENは、子ラッチについての統計情報を示します。このビューには、V$LATCHのすべての列に加えてCHILD#列が含まれています。LATCH#列が互いに一致する子ラッチは、同じ親ラッチを持ちます。

データ型 説明

ADDR

RAW(4 | 8)

ラッチ・オブジェクトのアドレス

LATCH#

NUMBER

親ラッチのラッチ番号

CHILD#

NUMBER

子ラッチ番号(各親ラッチに対してのみ一意)

LEVEL#

NUMBER

ラッチ・レベル

NAME

VARCHAR2(64)

ラッチ名

HASH

NUMBER

ラッチ・ハッシュ

GETS

NUMBER

ラッチが待機可能モードで要求された回数

MISSES

NUMBER

ラッチが待機可能モードで要求され、リクエスタが待機する必要があった回数

SLEEPS

NUMBER

ラッチの待機中に待機可能ラッチ要求によってセッションがスリープ状態になった回数

IMMEDIATE_GETS

NUMBER

ラッチが待機なしモードで要求された回数

IMMEDIATE_MISSES

NUMBER

待機なしのラッチ要求が失敗(ミス)した回数

WAITERS_WOKEN

NUMBER

この列は非推奨であるが、以前のリリースのOracleとの下位互換性用に残されている。この列にはデータは蓄積されず、値は常に0。

WAITS_HOLDING_LATCH

NUMBER

この列は非推奨であるが、以前のリリースのOracleとの下位互換性用に残されている。この列にはデータは蓄積されず、値は常に0。

SPIN_GETS

NUMBER

最初の試行に失敗したがスピン中に成功した待機可能ラッチ要求

SLEEP[1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11]

NUMBER

これらの列は非推奨であるが、以前のリリースのOracleとの下位互換性用に残されている。これらの列にはデータは蓄積されず、値は常に0。これらの列のかわりに、V$EVENT_HISTOGRAMビューの該当する行(EVENT列の値がlatch freeまたはlatch:%)を問い合せることができる。

WAIT_TIME

NUMBER

ラッチを待機中の経過時間(マイクロ秒)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

V$LATCH