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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.156 V$DISPATCHER_RATE

V$DISPATCHER_RATEは、ディスパッチャ・プロセスによって実行される、アクティビティの数に関する割合の統計情報を示します。収集されたサンプルには、アクティビティ固有のTTL情報(TTL_*列)があります。統計情報は、次の2種類の時間間隔でレポートされます。

  • カレント統計情報(CUR_列)

    最新のTTL間隔で収集されたサンプルを使用します。

  • 履歴統計情報(AVG_列およびほとんどのMAX_列)

    カレント以外のすべてのサンプルを使用します。

収集時は、サンプルがカレントとなります。TTLが経過すると、サンプルは、履歴になります。各アクティビティのタイプは、統計情報のレポート時に、固有のスケール(SCALE_*列で表される)を持ちます。

データ型 説明

NAME

VARCHAR2(4)

ディスパッチャ・プロセス名

PADDR

RAW(4 | 8)

ディスパッチャ・プロセスのアドレス

CUR_LOOP_RATE

NUMBER

ディスパッチャがディスパッチャ・ループ中に反復する割合。過去のTTL_LOOPSを経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。

CUR_EVENT_RATE

NUMBER

ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理する割合。過去のTTL_LOOPSを経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。このようなディスパッチャ・イベントには、ネットワーク・イベントおよび共有サーバー要求が含まれる。

CUR_EVENTS_PER_LOOP

NUMBER

ディスパッチャがディスパッチャ・ループ中の各反復において処理するイベントの平均数。過去のTTL_LOOPSを経て、イベント/反復でレポートされる。

CUR_MSG_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントと共有サーバー間でメッセージをリレーする割合。過去のTTL_MSGを経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。

CUR_SVR_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーする割合。過去のTTL_SVR_BUFを経て、メッセージ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。

CUR_SVR_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーする割合。過去のTTL_SVR_BUFを経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。

CUR_SVR_BYTE_PER_BUF

NUMBER

共有サーバーにリレーされる、各バッファ内でのデータ型の平均数。過去のTTL_SVR_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。

CUR_CLT_BUF_RATE

NUMBER

クライアントにバッファをリレーするディスパッチャの割合。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。

CUR_CLT_BYTE_RATE

NUMBER

クライアントにデータをリレーするディスパッチャの割合。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。

CUR_CLT_BYTE_PER_BUF

NUMBER

クライアントにリレーされる、各バッファ内でのデータ型の平均数。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。

CUR_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャが、クライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーする割合。過去のTTL_BUFを経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。

CUR_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャが、クライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーする割合。過去のTTL_BUFを経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。

CUR_BYTE_PER_BUF

NUMBER

クライアントまたは共有サーバーにリレーされる、各バッファ内でのデータの平均数。過去のTTL_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。

CUR_IN_CONNECT_RATE

NUMBER

着信接続要求を受け入れるディスパッチャの割合。過去のTTL_IN_CONNECTを経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。

CUR_OUT_CONNECT_RATE

NUMBER

アウトバウンド接続を確立するディスパッチャの割合。過去のTTL_OUT_CONNECTを経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。

CUR_RECONNECT_RATE

NUMBER

接続プーリングの設定における、ディスパッチャに再接続するクライアントの割合。過去のTTL_RECONNECTを経て、再接続/SCALE_RECONNECTでレポートされる。

MAX_LOOP_RATE

NUMBER

ディスパッチャがディスパッチ・ループ中に反復した割合の最大値。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。

MAX_EVENT_RATE

NUMBER

ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理した割合の最大値。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。

MAX_EVENTS_PER_LOOP

NUMBER

ディスパッチャが、ディスパッチ・ループ中の1つの反復で処理されたイベントの最大数。ディスパッチャの存続期間を経て、イベント/反復でレポートされる。

MAX_MSG_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントおよび共有サーバー間でメッセージをリレーした割合の最大値。過去のTTL_MSGを除くディスパッチャの存続期間を経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。

MAX_SVR_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。

MAX_SVR_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーした割合の最大値。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。

MAX_SVR_BYTE_PER_BUF

NUMBER

ディスパッチャがクライアントにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。

MAX_CLT_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。

MAX_CLT_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントにバッファをリレーした割合の最大値。前回のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。

MAX_CLT_BYTE_PER_BUF

NUMBER

ディスパッチャがクライアントにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。

MAX_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_BUFでレポートされる。

MAX_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーした割合の最大値。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。

MAX_BYTE_PER_BUF

NUMBER

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。

MAX_IN_CONNECT_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントの着信接続要求を受け入れる割合の最大値。過去のTTL_IN_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。

MAX_OUT_CONNECT_RATE

NUMBER

ディスパッチャが発信接続要求を確立する割合の最大値。過去のTTL_OUT_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。

MAX_RECONNECT_RATE

NUMBER

接続プーリングの設定で、このディスパッチャに再接続するクライアントの割合の最大値。過去のTTL_RECONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、再接続/SCALE_RECONNECT でレポートされる。

AVG_LOOP_RATE

NUMBER

ディスパッチャがディスパッチ・ループを反復した過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。

AVG_EVENT_RATE

NUMBER

ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理した過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。

AVG_EVENTS_PER_LOOP

NUMBER

ディスパッチャが、ディスパッチ・ループ中の1つの反復で処理されたイベントの過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/反復でレポートされる。

AVG_MSG_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントおよび共有サーバー間でメッセージをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_MSGを除くディスパッチャの存続期間を経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。

AVG_SVR_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。

AVG_SVR_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。

AVG_SVR_BYTE_PER_BUF

NUMBER

ディスパッチャが共有サーバーにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。

AVG_CLT_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。

AVG_CLT_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。

AVG_CLT_BYTE_PER_BUF

NUMBER

ディスパッチャがクライアントにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。

AVG_BUF_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_BUFでレポートされる。

AVG_BYTE_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。

AVG_BYTE_PER_BUF

NUMBER

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。

AVG_IN_CONNECT_RATE

NUMBER

ディスパッチャがクライアントの着信接続要求を受け入れた過去の平均割合。過去のTTL_IN_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。

AVG_OUT_CONNECT_RATE

NUMBER

ディスパッチャが発信接続要求を確立した過去の平均割合。過去のTTL_OUT_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。

AVG_RECONNECT_RATE

NUMBER

接続プーリングの設定で、このディスパッチャに再接続したクライアントの過去の平均割合。過去のTTL_RECONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、再接続/SCALE_RECONNECTでレポートされる。

TTL_LOOPS

NUMBER

ループ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分です。

TTL_MSG

NUMBER

メッセージ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10秒です。

TTL_SVR_BUF

NUMBER

サーバーへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒です。

TTL_CLT_BUF

NUMBER

クライアントへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒です。

TTL_BUF

NUMBER

クライアント/サーバーへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒です。

TTL_IN_CONNECT

NUMBER

インバウンド接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分です。

TTL_OUT_CONNECT

NUMBER

アウトバウンド接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分です。

TTL_RECONNECT

NUMBER

再接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分です。

SCALE_LOOPS

NUMBER

ループ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分です。

SCALE_MSG

NUMBER

メッセージ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒です。

SCALE_SVR_BUF

NUMBER

サーバーへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒です。

SCALE_CLT_BUF

NUMBER

クライアントへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒です。

SCALE_BUF

NUMBER

クライアント/サーバーへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒です。

SCALE_IN_CONNECT

NUMBER

インバウンド接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分です。

SCALE_OUT_CONNECT

NUMBER

アウトバウンド接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分です。

SCALE_RECONNECT

NUMBER

再接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分です。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID