プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスには同じ値を指定することを推奨。 |
UNDO_RETENTION
には、UNDO保存の下限値(秒)を指定します。AUTOEXTEND UNDO表領域の場合、UNDOは、このパラメータに指定した時間以上に保存され、問合せに対するUNDO要件にあわせてUNDO保存期間が自動的にチューニングされます。固定サイズのUNDO表領域の場合、UNDO表領域のサイズおよび使用履歴に基づいて、可能な最長のUNDO保存期間に自動的にチューニングされ、保存保証が使用可能でない場合、UNDO_RETENTION
は無視されます。
このパラメータの設定では、システムのフラッシュバック要件を考慮する必要があります。UNDO保存の自動チューニングは、LOBに対してサポートされていません。LOB列のRETENTION値は、UNDO_RETENTION
パラメータの値に設定されます。
UNDO_RETENTION
パラメータは、現行のUNDO表領域に十分な領域がある場合にのみ有効です。アクティブ・トランザクションにUNDO領域が必要で、UNDO表領域に空きがない場合、期限切れ前のUNDO領域を再利用して、システムが起動します。この操作により、一部の問合せが正常に実行されず、「スナップショットが古すぎます」というメッセージが表示される場合があります。
現行のUNDO表領域に対してUNDOがOracle Databaseで保存される時間は、V$UNDOSTAT
動的パフォーマンス・ビューのTUNED_UNDORETENTION
列に問い合せて取得できます。
関連項目:
UNDO表領域の作成方法の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。
UNDOデータの管理の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。