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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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C.3.16 buffer busy waits

バッファが使用可能になるまで待機します。

セッションがバッファ・キャッシュ内でバッファを確保できない原因は4通りあり、各原因に個別の待機イベントが存在します。

  1. buffer busy waits: 別のセッションがバッファを確保しているため、バッファ・キャッシュ内でバッファを確保できない。

  2. read by other session: 別のセッションがディスクからバッファを読取り中であるため、バッファ・キャッシュ内でバッファを確保できない。

  3. gc buffer busy acquire: 別のセッションが別のインスタンスのキャッシュからバッファを読取り中であるため、バッファ・キャッシュ内でバッファを確保できない。

  4. gc buffer busy release: 別のインスタンスの別のセッションが、バッファを確保できるように、このキャッシュからバッファを自身のキャッシュに取得中であるため、バッファ・キャッシュ内でバッファを確保できない。

リリース10.1より前は、4つの原因はすべてbuffer busy waitsで対応されていました。リリース10.1では、gc buffer busy待機イベントが、gc buffer busy acquireおよびgc buffer busy releaseの両方の待機イベントに対応していました。

待機時間: 標準の待機時間は1秒。前回の待機中にセッションがバッファを待機していた場合は、次の待機時間は3秒になります。

パラメータ 説明

file#

file#を参照

block#

block#を参照

class#

「class」を参照

関連項目:

バッファ・ビジー待機の待機イベントの潜在的な原因の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。