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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.94 V$OPEN_CURSOR

V$OPEN_CURSORは、各ユーザー・セッションが現在すでにオープンして解析しているか、キャッシュしているカーソルを示します。

データ型 説明

SADDR

RAW(4 | 8)

セッション・アドレス

SID

NUMBER

セッション識別子

USER_NAME

VARCHAR2(30)

セッションにログインしているユーザー

ADDRESS

RAW(4 | 8)

HASH_VALUEとともに使用され、セッションで実行されているSQL文を一意に識別する

HASH_VALUE

NUMBER

ADDRESSとともに使用され、セッションで実行されているSQL文を一意に識別する

SQL_ID

VARCHAR2(13)

セッションで実行されているSQL文のSQL識別子

SQL_TEXT

VARCHAR2(60)

オープン・カーソルに解析されるSQL文の最初の60文字

LAST_SQL_ACTIVE_TIME

DATE

前回このカーソルが実行された時刻

SQL_EXEC_ID

NUMBER

オープン・カーソルが実行中の場合、その実行のSQL実行識別子(V$SQL_MONITORを参照)

CURSOR_TYPE

VARCHAR2(64)

カーソルのタイプ:

  • OPEN PL/SQL - オープンPL/SQLカーソル

  • OPEN - その他のオープン・カーソル

  • SESSION CURSOR CACHED - 汎用セッション・カーソル・キャッシュにキャッシュされたカーソル

  • OPEN RECURSIVE - オープン再帰的カーソル

  • DICTIONARY LOOKUP CURSOR CACHED - ディクショナリ参照カーソル・キャッシュにキャッシュされたカーソル

  • BUNDLE DICTIONARY LOOKUP CACHED - バンドルされたディクショナリ参照カーソル・キャッシュにキャッシュされたカーソル

  • JAVA NAME TRANSLATION CURSOR CACHED - Java名前変換カーソル・キャッシュにキャッシュされたカーソル

  • REPLICATION TRIGGER CURSOR CACHED - レプリケーション・トリガー・カーソル・キャッシュにキャッシュされたカーソル

  • CONSTRAINTS CURSOR CACHED - 制約カーソル・キャッシュにキャッシュされたカーソル

  • PL/SQL CURSOR CACHED - PL/SQLカーソル・キャッシュにキャッシュされたカーソル

CHILD_ADDRESS

RAW(4 | 8)

子カーソルのアドレス

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID