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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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5.60 DBA_HIST_SQLSTAT

DBA_HIST_SQLSTATは、SQL統計情報の履歴情報を示します。このビューには、一連の基準に基づいた最上位SQL文およびV$SQLからの統計情報が取得されます。合計値は、インスタンスの起動以後の統計の値です。デルタ値は、DBA_HIST_SNAPSHOTビューのBEGIN_INTERVAL_TIMEからEND_INTERVAL_TIMEまでの統計の値です。

このビューは、SQL統計の完全な履歴を示すためにDBA_HIST_OPTIMIZER_ENVDBA_HIST_SQLTEXTおよびDBA_HIST_SQL_PLANビューとともに使用されます。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショットID

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベースID

INSTANCE_NUMBER

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのインスタンス番号

SQL_ID

VARCHAR2(13)

NOT NULL

ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのSQL識別子

PLAN_HASH_VALUE

NUMBER

NOT NULL

カーソルに対するSQLプランの数値表現。PLAN_HASH_VALUEの値を別の値と比較すると、2つのプランが同じかどうかを(2つのプランを行単位で比較するより)容易に識別できる。

OPTIMIZER_COST

NUMBER

オプティマイザによる問合せのコスト

OPTIMIZER_MODE

VARCHAR2(10)

SQL文が実行されるモード

OPTIMIZER_ENV_HASH_VALUE

NUMBER

オプティマイザ環境のハッシュ値

SHARABLE_MEM

NUMBER

この子カーソルが使用している共有メモリーのバイト数

LOADED_VERSIONS

NUMBER

コンテキスト・ヒープがロードされるかどうか(1 | 0)

VERSION_COUNT

NUMBER

カーソルに関連付けられた子の数

MODULE

VARCHAR2(64)

SQL文の初回解析時に実行中であった(DBMS_APPLICATION_INFO.SET_MODULEをコールして設定した)モジュールの名前

ACTION

VARCHAR2(64)

SQL文の初回解析時に実行中であった(DBMS_APPLICATION_INFO.SET_ACTIONをコールして設定した)アクションの名前

SQL_PROFILE

VARCHAR2(64)

適用されたSQLプロファイルの名前

FORCE_MATCHING_SIGNATURE

NUMBER

CURSOR_SHARINGパラメータがFORCEに設定されたときに使用されるシグネチャ

PARSING_SCHEMA_ID

NUMBER

この子カーソルの作成に使用されたスキーマID

PARSING_SCHEMA_NAME

VARCHAR2(128)

この子カーソルの作成に使用されたスキーマ名

PARSING_USER_ID

NUMBER

この子カーソルの作成に使用されたユーザーID

FETCHES_TOTAL

NUMBER

SQL文に関連するフェッチの累積数

FETCHES_DELTA

NUMBER

SQL文に関連するフェッチのデルタ数

END_OF_FETCH_COUNT_TOTAL

NUMBER

カーソルがライブラリ・キャッシュに入れられた後で、このカーソルが完全に実行された回数の累積。カーソルが正常に実行されなかったか、カーソルがクローズまたは再実行される前にこのカーソルによって生成された先頭の数列のみフェッチされたため、カーソルが部分的に実行された場合、この統計の値は増分されない。END_OF_FETCH_COUNT列の値は、EXECUTIONS列の値以下に定義される。

END_OF_FETCH_COUNT_DELTA

NUMBER

カーソルがライブラリ・キャッシュに入れられた後で、このカーソルが完全に実行されたデルタ回数。カーソルが正常に実行されなかったか、カーソルがクローズまたは再実行される前にこのカーソルによって生成された先頭の数列のみフェッチされたため、カーソルが部分的に実行された場合、この統計の値は増分されない。

SORTS_TOTAL

NUMBER

この子カーソルに対して実行されたソートの累積数

SORTS_DELTA

NUMBER

この子カーソルに対して実行されたソートのデルタ数

EXECUTIONS_TOTAL

NUMBER

このオブジェクトがライブラリ・キャッシュに入れられた後で行われた実行の累積数

EXECUTIONS_DELTA

NUMBER

このオブジェクトがライブラリ・キャッシュに入れられた後で行われた実行のデルタ数

PX_SERVERS_EXECS_TOTAL

NUMBER

PXサーバー実行の累積数

PX_SERVERS_EXECS_DELTA

NUMBER

PXサーバー実行のデルタ値

LOADS_TOTAL

NUMBER

オブジェクトがロードまたは再ロードされた回数の累積値

LOADS_DELTA

NUMBER

オブジェクトがロードまたは再ロードされた回数のデルタ値

INVALIDATIONS_TOTAL

NUMBER

この子カーソルが無効にされた回数の累積値

INVALIDATIONS_DELTA

NUMBER

この子カーソルが無効にされた回数のデルタ値

PARSE_CALLS_TOTAL

NUMBER

この子カーソルに対する解析コールの累積数

PARSE_CALLS_DELTA

NUMBER

この子カーソルに対する解析コールのデルタ数

DISK_READS_TOTAL

NUMBER

この子カーソルに対するディスク読取りの累積数

DISK_READS_DELTA

NUMBER

この子カーソルに対するディスク読取りのデルタ数

BUFFER_GETS_TOTAL

NUMBER

この子カーソルに対するバッファ取得の累積数

BUFFER_GETS_DELTA

NUMBER

この子カーソルに対するバッファ取得のデルタ数

ROWS_PROCESSED_TOTAL

NUMBER

解析されたSQL文が戻す行数の累積値

ROWS_PROCESSED_DELTA

NUMBER

解析されたSQL文が戻す行数のデルタ値

CPU_TIME_TOTAL

NUMBER

このカーソルによって、解析、実行またはフェッチのために使用されたCPU時間(マイクロ秒)の累積値

CPU_TIME_DELTA

NUMBER

このカーソルによって、解析、実行またはフェッチのために使用されたCPU時間(マイクロ秒)のデルタ値

ELAPSED_TIME_TOTAL

NUMBER

このカーソルによって、解析、実行またはフェッチのために使用された経過時間(マイクロ秒)の累積値カーソルがパラレル実行を使用する場合、ELAPSED_TIME_TOTALは、問合せコーディネータへの時間にすべてのパラレル問合せスレーブ処理を加えた累積時間です。

ELAPSED_TIME_DELTA

NUMBER

このカーソルによって、解析、実行またはフェッチのために使用された経過時間(マイクロ秒)のデルタ値

IOWAIT_TOTAL

NUMBER

ユーザーI/O待機時間の累積値(マイクロ秒)

IOWAIT_DELTA

NUMBER

ユーザーI/O待機時間のデルタ値(マイクロ秒)

CLWAIT_TOTAL

NUMBER

クラスタ待機時間の累積値(マイクロ秒)

CLWAIT_DELTA

NUMBER

クラスタ待機時間のデルタ値(マイクロ秒)

APWAIT_TOTAL

NUMBER

アプリケーション待機時間の累積値(マイクロ秒)

APWAIT_DELTA

NUMBER

アプリケーション待機時間のデルタ値(マイクロ秒)

CCWAIT_TOTAL

NUMBER

同時実行性待機時間の累積値(マイクロ秒)

CCWAIT_DELTA

NUMBER

同時実行性待機時間のデルタ値(マイクロ秒)

DIRECT_WRITES_TOTAL

NUMBER

direct writesの累積値

DIRECT_WRITES_DELTA

NUMBER

direct writesのデルタ値

PLSEXEC_TIME_TOTAL

NUMBER

PL/SQL実行時間の累積値(マイクロ秒)

PLSEXEC_TIME_DELTA

NUMBER

PL/SQL実行時間のデルタ値(マイクロ秒)

JAVEXEC_TIME_TOTAL

NUMBER

Java実行時間の累積値(マイクロ秒)

JAVEXEC_TIME_DELTA

NUMBER

Java実行時間のデルタ値(マイクロ秒)

IO_OFFLOAD_ELIG_BYTES_TOTAL

NUMBER

Exadataストレージ・システムによるフィルタリングが可能なI/Oのバイト数の累積値

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

IO_OFFLOAD_ELIG_BYTES_DELTA

NUMBER

Exadataストレージ・システムによるフィルタリングが可能なI/Oのバイト数のデルタ値

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

IO_INTERCONNECT_BYTES_TOTAL

NUMBER

Oracle Databaseとストレージ・システムの間で交換されたI/Oのバイト数の累積値

IO_INTERCONNECT_BYTES_DELTA

NUMBER

Oracle Databaseとストレージ・システムの間で交換されたI/Oのバイト数のデルタ値

PHYSICAL_READ_REQUESTS_TOTAL

NUMBER

監視対象のSQLによって発行された物理読取りI/O要求の数の累積値

PHYSICAL_READ_REQUESTS_DELTA

NUMBER

監視対象のSQLによって発行された物理読取りI/O要求の数のデルタ値

PHYSICAL_READ_BYTES_TOTAL

NUMBER

監視対象のSQLによってディスクから読み取られたバイト数の累積値

PHYSICAL_READ_BYTES_DELTA

NUMBER

監視対象のSQLによってディスクから読み取られたバイト数のデルタ値

PHYSICAL_WRITE_REQUESTS_TOTAL

NUMBER

監視対象のSQLによって発行された物理書込みI/O要求の数の累積値

PHYSICAL_WRITE_REQUESTS_DELTA

NUMBER

監視対象のSQLによって発行された物理書込みI/O要求の数のデルタ値

PHYSICAL_WRITE_BYTES_TOTAL

NUMBER

監視対象のSQLによってディスクに書き込まれたバイト数の累積値

PHYSICAL_WRITE_BYTES_DELTA

NUMBER

監視対象のSQLによってディスクに書き込まれたバイト数のデルタ値

OPTIMIZED_PHYSICAL_READS_TOTAL

NUMBER

監視対象SQLによるデータベース・スマート・フラッシュ・キャッシュまたはExadataスマート・フラッシュ・キャッシュからの物理読取り数の累積値

OPTIMIZED_PHYSICAL_READS_DELTA

NUMBER

監視対象SQLによるデータベース・スマート・フラッシュ・キャッシュまたはExadataスマート・フラッシュ・キャッシュからの物理読取り数のデルタ値

CELL_UNCOMPRESSED_BYTES_TOTAL

NUMBER

Exadataセルにオフロードされる圧縮解除済バイト数(解凍後のサイズ)の累積値

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

CELL_UNCOMPRESSED_BYTES_DELTA

NUMBER

Exadataセルにオフロードされる圧縮解除済バイト数(解凍後のサイズ)のデルタ値

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

IO_OFFLOAD_RETURN_BYTES_TOTAL

NUMBER

スマート・スキャンのみの場合にExadataセルから戻されるバイト数(他のデータベースI/Oのバイト数は含まない)の累積値

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

IO_OFFLOAD_RETURN_BYTES_DELTA

NUMBER

スマート・スキャンのみの場合にExadataセルから戻されるバイト数(他のデータベースI/Oのバイト数は含まない)のデルタ値

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

BIND_DATA

RAW(2000)

バインド・データ

FLAG

NUMBER

予約済

CON_DBID

NUMBER

サンプリングされたセッションのPDBのデータベースID

CON_ID

NUMBER

CON_DBIDで識別されるコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目: