DBMS_REPUTIL
には、表レプリケーション用のシャドウ表、トリガーおよびパッケージを生成するサブプログラムや、スタンドアロン・プロシージャの起動およびパッケージ化されたプロシージャの起動をレプリケートするラッパーを生成するためのサブプログラムが含まれています。このパッケージを参照するのは、生成されたコードのみです。
この章には、次の項が含まれます。
表22-1 DBMS_REPUTILパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
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レプリケーション環境内の他のサイトに変更内容をレプリケートせずに表を変更するか、またはプロシージャ・レプリケーションを使用する際に行レベル・レプリケーションを使用禁止にします。 |
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レプリケーションが一時的に中断された後で、変更内容のレプリケーションを再び有効にします。 |
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レプリケーションが実行されているかどうかを判定します。 |
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内部レプリケーション・パッケージ内のプロシージャの開始で |
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ローカル・データベースのグローバル・データベース名を確認します(戻り値がグローバル名です)。 |
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内部パッケージとレプリケーション・カタログ内の表を同期させます。 注意: Oracleサポート・サービスから指示された場合を除き、このプロシージャを実行しないでください。 |
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内部トリガーとレプリケーション・カタログ内の表またはマテリアライズド・ビューを同期させます。 注意: Oracleサポート・サービスから指示された場合を除き、このプロシージャを実行しないでください。 |
このプロシージャでは、レプリケーション環境内の他のサイトに対する変更をレプリケートせずに表を変更できます。またプロシージャ・レプリケーションを使用する際、行レベルのレプリケーションを使用禁止にします。通常は、このフラグを設定する前に、レプリケーション環境内のすべてのマスター・グループに対するレプリケーション・アクティビティを停止します。
このファンクションは、レプリケーションが実行されているかどうかを判定します。戻り値がTRUE
の場合は、生成されたレプリケーション・トリガーが有効になっています。FALSE
の場合は、レプリケーション・グループのカレント・サイトで、レプリケーションが使用禁止になっています。
このファンクションの戻り値は、DBMS_REPUTIL
パッケージのREPLICATION_ON
プロシージャまたはREPLICATION_OFF
プロシージャのコールで設定されます。
このファンクションは、内部レプリケーション・パッケージ内のプロシージャの開始でTRUE
を、これらのプロシージャの終了でFALSE
を戻します。内部パッケージによる更新の結果として発生するトリガーがある場合は、このファンクションをチェックする必要があります。
このプロシージャは、内部パッケージの有無を、レプリケーション・カタログ内の表またはマテリアライズド・ビューと同期させます。表にレプリケーション・サポートがある場合は、このプロシージャを実行して内部パッケージを作成します。レプリケーション・サポートがない場合、このプロシージャは関連する内部パッケージを破棄します。このプロシージャは、ネストした表の記憶表は受け付けません。
注意: Oracleサポート・サービスから指示された場合を除き、このプロシージャを実行しないでください。 |