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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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5.1.3.1 ローカル・パーティション空間索引の作成

ローカル・パーティション空間索引を作成する場合は、PARALLELキーワードを使用するかわりに、この項の手順を使用することをお薦めします。この手順では、(表領域に空きがないなど)なんらかの理由でパーティションの索引作成に失敗した場合に、最初からやり直す必要がなくなります。次の手順を実行します。

  1. ローカル空間索引を作成し、UNUSABLEキーワードを指定します。次に例を示します。
    CREATE INDEX sp_idx ON my_table (location) 
      INDEXTYPE IS mdsys.spatial_index 
      PARAMETERS ('tablespace=tb_name work_tablespace=work_tb_name') 
      LOCAL UNUSABLE;
    

    この文の実行は短時間で行われ、索引に関連付けられたメータデータが作成されます。

  2. ALTER INDEX REBUILD文を使用したスクリプトを作成しますが、PARALLELキーワードは指定しません。たとえば、パーティションが100個、プロセッサが10個ある場合は、次のようにALTER INDEX文を10個使用したスクリプトを10個作成します。
    ALTER INDEX sp_idx REBUILD PARTITION ip1;
    ALTER INDEX sp_idx REBUILD PARTITION ip2;
    . . .
    ALTER INDEX sp_idx REBUILD PARTITION ip10;
    
  3. すべてのスクリプトを同時に実行します。これにより、各プロセッサが単一パーティションの索引に対して機能する一方で、すべてのプロセッサではその一連のALTER INDEX文による動作が進められます。

ALTER INDEX文のいずれかが失敗しても、操作が正常に完了したパーティションを再作成する必要はありません。