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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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13.3 ルーティング・エンジンのXML API

この項では、XML形式のルート・リクエストをルーティング・エンジンに送信する方法、およびルート・リクエスト(入力)とルート・レスポンス(出力)のXMLスキーマ定義(XSD)について説明します。XMLは、HTTPプロトコルを使用した構造化文書の送信に広く使用されています。HTTPリクエスト(GETまたはPOSTメソッド)を使用する場合、そのリクエストには、xml_requestというパラメータがあり、その値は、リクエストのXML文書が含まれる文字列であると想定されます。

ルーティング・エンジン・サーブレットへのリクエストの書式は、次のとおりです。

http://hostname:port/route-server-servlet-path?xml_request=xml-request

この形式の詳細は次のとおりです。

入力XMLは、すべてのリクエストに必須です。出力は、XML文書になります。

単純なルート・リクエストでは、ルートIDを指定する必要があり、次の属性を1つ以上指定できます。

一括ルート・リクエストは、<batch_route_request>要素にカプセル化された1つ以上の単純(単一、マルチアドレスまたはTSP)リクエストのグループです。<batch_route_request>要素に関連する属性はすべて無視されます。カプセル化されたすべてのリクエストは単純リクエストであるため、これらは前にリストした属性を使用します。

バッチ・モード・ルート・リクエストでは、リクエストID、出発地、および1つ以上の目的地を指定する必要があります。ID属性は、場所ごとに必要です。単純リクエストに使用されるほとんどの属性は、バッチ・モードでは意味がありません。バッチ・モード・ルート・リクエストで次の属性の1つ以上を使用できますが、このリストにない属性を使用すると例外が発生する原因となります。

この項には次のトピックが含まれます: