書式
SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE( geom1 IN SDO_GEOMETRY, dim1 IN SDO_DIM_ARRAY ) RETURN SDO_GEOMETRY;
または
SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE( geom1 IN SDO_GEOMETRY, tol IN NUMBER ) RETURN SDO_GEOMETRY;
説明
ポリゴンのジオメトリ・オブジェクト上にある点を戻します。
パラメータ
ポリゴンのジオメトリ・オブジェクトを指定します。
geom1
に対応する次元情報の配列を指定します。通常、xxx_SDO_GEOM_METADATAビューの1つから選択します(「ジオメトリのメタデータ・ビュー」を参照)。
許容差(「許容差」を参照)。
使用上の注意
geom1
上にある点を表現する、点のジオメトリ・オブジェクトを戻します。ただし、内部の点である保証はありません。(つまり、geom1
の境界またはエッジ上であることもあります。)
ジオメトリ・オブジェクト上のどこにある点でも、戻り値になる可能性があります。戻される点に対して位置を指定することはできません。また、同じパラメータ値を指定してこのファンクションを複数回コールする場合、同じ点を戻す、または異なる点を戻す、という指定はできません。
ほとんどの場合、このファンクションは内部の点を戻すSDO_UTIL.INTERIOR_POINTファンクションと比較して有用性が低くなります。
例
次の例では、cola_a
上にある点であるジオメトリ・オブジェクトを戻します。(例では、「空間データの挿入、索引付けおよび問合せの例」の定義およびデータを使用しています。)
-- Return a point on the surface of a geometry. SELECT SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE(c.shape, m.diminfo) FROM cola_markets c, user_sdo_geom_metadata m WHERE m.table_name = 'COLA_MARKETS' AND m.column_name = 'SHAPE' AND c.name = 'cola_a'; SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE(C.SHAPE,M.DIMINFO)(SDO_GTYPE, SDO_SRID, SDO_POINT(X, -------------------------------------------------------------------------------- SDO_GEOMETRY(2001, NULL, NULL, SDO_ELEM_INFO_ARRAY(1, 1, 1), SDO_ORDINATE_ARRAY( 1, 1))
関連項目
なし。