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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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23.25 SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE

書式

SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE(     
  geom1  IN SDO_GEOMETRY,      
  dim1   IN SDO_DIM_ARRAY       
) RETURN SDO_GEOMETRY;

または

SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE(     
  geom1  IN SDO_GEOMETRY,      
  tol    IN NUMBER       
) RETURN SDO_GEOMETRY;

説明

ポリゴンのジオメトリ・オブジェクト上にある点を戻します。

パラメータ

geom1

ポリゴンのジオメトリ・オブジェクトを指定します。

dim1

geom1に対応する次元情報の配列を指定します。通常、xxx_SDO_GEOM_METADATAビューの1つから選択します(「ジオメトリのメタデータ・ビュー」を参照)。

tol

許容差(「許容差」を参照)。

使用上の注意

geom1上にある点を表現する、点のジオメトリ・オブジェクトを戻します。ただし、内部の点である保証はありません。(つまり、geom1の境界またはエッジ上であることもあります。)

ジオメトリ・オブジェクト上のどこにある点でも、戻り値になる可能性があります。戻される点に対して位置を指定することはできません。また、同じパラメータ値を指定してこのファンクションを複数回コールする場合、同じ点を戻す、または異なる点を戻す、という指定はできません。

ほとんどの場合、このファンクションは内部の点を戻すSDO_UTIL.INTERIOR_POINTファンクションと比較して有用性が低くなります。

次の例では、cola_a上にある点であるジオメトリ・オブジェクトを戻します。(例では、「空間データの挿入、索引付けおよび問合せの例」の定義およびデータを使用しています。)

-- Return a point on the surface of a geometry.
SELECT SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE(c.shape, m.diminfo) 
  FROM cola_markets c, user_sdo_geom_metadata m 
  WHERE m.table_name = 'COLA_MARKETS' AND m.column_name = 'SHAPE' 
  AND c.name = 'cola_a';

SDO_GEOM.SDO_POINTONSURFACE(C.SHAPE,M.DIMINFO)(SDO_GTYPE, SDO_SRID, SDO_POINT(X,
--------------------------------------------------------------------------------
SDO_GEOMETRY(2001, NULL, NULL, SDO_ELEM_INFO_ARRAY(1, 1, 1), SDO_ORDINATE_ARRAY(
1, 1))

関連項目

なし。