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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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28.4 SDO_SAM.BIN_LAYER

書式

SDO_SAM.BIN_LAYER(
     tablename       IN VARCHAR2, 
     colname         IN VARCHAR2, 
     bin_tablename   IN VARCHAR2, 
     bin_colname     IN VARCHAR2, 
     bin_id_colname  IN VARCHAR2, 
     commit_interval IN NUMBER DEFAULT 20);

説明

データ・マイニング表の各位置(および対応する行)を空間ビンに割り当てます。

パラメータ

tablename

データ・マイニング表の名前を指定します。

colname

位置の座標を格納するtable_nameの列名を指定します。

bin_tablename

空間ビンの情報(2次元空間全体の事前計算)を含む表名を指定します。

bin_colname

ビンのジオメトリを格納するbin_tablenameの列を指定します。

bin_id_colname

ビンに追加する各ジオメトリのビンID値を格納するデータ・マイニング表の列名を指定します。(データ・マイニング表の影響を受けた各行は、bin_tablenameのビン・ジオメトリのID値で更新されます。)

commit_interval

Spatial and Graphによって内部コミット操作が実行される前に行うビン挿入操作の回数を指定します。commit_intervalを指定しない場合、コミットは挿入操作を20回行うたびに実行されます。

使用上の注意

このプロシージャは、bin_tablenameのビンを使用して、指定したレイヤーの各ジオメトリについて、交差部の最も多い四角形を計算します。各ジオメトリのビンID値は、bin_id_colnameに追加されます。

このプロシージャは、bin_tablenameで指定したデータ・マイニング表の各行に対して、SDO_SAM.BIN_GEOMETRYファンクションを使用する場合と同じ結果になります。

次の例では、POLY_4PT_TEMPデータ・マイニング表の各GEOMETRY列の位置および対応する行を空間ビンに割り当て、ビン表の挿入のたびに内部コミット操作を実行します。

CALL SDO_SAM.BIN_LAYER('POLY_4PT_TEMP', 'GEOMETRY', 'BINTBL', 'GEOMETRY', 'BIN_ID', 1);