書式
SDO_TIN_PKG.PROJECT_ORDINATES_ONTO_TIN( ordinates2D SDO_ORDINATE_ARRAY, tin SDO_TIN ) RETURN SDO_ORDINATE_ARRAY;
説明
TINに対して2次元の点を投影することにより、点の高さを判断します。
パラメータ
投影する2次元の点を含むSDO_ORDINATE_ARRAYオブジェクトを指定します。これらの点には、方向付きの点(「方向付きの点」を参照)は使用できません。
点の投影先となるSDO_TINオブジェクトを指定します。
使用上の注意
このファンクションは、指定した2次元の入力点の高さの内挿を実行すると考えることができます。
SDO_TINデータ型の詳細は、「TINに関連するオブジェクト型」を参照してください。
TINを使用して表面をモデル化する方法は、「表面のモデル化」を参照してください。
例
次の例では、TINに対して2次元の点(2.3, 3.4)、(4.5, 5.6)、(6.7, 7.8)を投影し、3次元の点(2.3, 3.4, 5.7)、(4.5, 5.6, 10.1)、(6.7, 7.8, 14.5)を作成します。この例では、TINの形状は、zi=xi+yi
で示される傾斜面です。
SELECT sdo_tin_pkg.project_ordinates_onto_tin( ordinates2d => sdo_ordinate_array( 2.3, 3.4, 4.5, 5.6, 6.7, 7.8), tin => (select tin from tins where tin_id = 1)) FROM DUAL; SDO_TIN_PKG.PROJECT_ORDINATES_ONTO_TIN(ORDINATES2D=>SDO_ORDINATE_ARRAY(2.3,3.4,4 -------------------------------------------------------------------------------- SDO_ORDINATE_ARRAY(2.3, 3.4, 5.7, 4.5, 5.6, 10.1, 6.7, 7.8, 14.5) 1 row selected.