プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

29.5 SDO_TIN_PKG.PROJECT_ORDINATES_ONTO_TIN

書式

SDO_TIN_PKG.PROJECT_ORDINATES_ONTO_TIN(
     ordinates2D SDO_ORDINATE_ARRAY, 
     tin         SDO_TIN 
     ) RETURN SDO_ORDINATE_ARRAY;

説明

TINに対して2次元の点を投影することにより、点の高さを判断します。

パラメータ

ordinates2D

投影する2次元の点を含むSDO_ORDINATE_ARRAYオブジェクトを指定します。これらの点には、方向付きの点(「方向付きの点」を参照)は使用できません。

tin

点の投影先となるSDO_TINオブジェクトを指定します。

使用上の注意

このファンクションは、指定した2次元の入力点の高さの内挿を実行すると考えることができます。

SDO_TINデータ型の詳細は、「TINに関連するオブジェクト型」を参照してください。

TINを使用して表面をモデル化する方法は、「表面のモデル化」を参照してください。

次の例では、TINに対して2次元の点(2.3, 3.4)、(4.5, 5.6)、(6.7, 7.8)を投影し、3次元の点(2.3, 3.4, 5.7)、(4.5, 5.6, 10.1)、(6.7, 7.8, 14.5)を作成します。この例では、TINの形状は、zi=xi+yiで示される傾斜面です。

SELECT
  sdo_tin_pkg.project_ordinates_onto_tin(
    ordinates2d => sdo_ordinate_array(
      2.3,  3.4,
      4.5,  5.6,
      6.7,  7.8),
    tin => (select tin from tins where tin_id = 1))
FROM DUAL;
 
SDO_TIN_PKG.PROJECT_ORDINATES_ONTO_TIN(ORDINATES2D=>SDO_ORDINATE_ARRAY(2.3,3.4,4
--------------------------------------------------------------------------------
SDO_ORDINATE_ARRAY(2.3, 3.4, 5.7, 4.5, 5.6, 10.1, 6.7, 7.8, 14.5)
 
1 row selected.