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Oracle® Database SQL言語クイック・リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71279-08
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Oracleデータ型への変換

表とクラスタを作成するSQL文では、ANSIデータ型、およびIBM社の製品SQL/DSとDB2のデータ型も使用できます。Oracleでは、Oracleデータ型の名前と異なるANSIまたはIBMのデータ型の名前を認識し、列のデータ型の名前として記録します。その後、次の表に示す変換に基づいて、Oracleのデータ型で列データを格納します。

表6-2 Oracleデータ型に変換されるANSIデータ型

ANSI SQLデータ型 Oracleデータ型

CHARACTER(n)

CHAR(n)

CHAR(n)

CHARACTER VARYING(n)

CHAR VARYING(n)

VARCHAR2(n)

NATIONAL CHARACTER(n)

NATIONAL CHAR(n)

NCHAR(n)

NCHAR(n)

NATIONAL CHARACTER VARYING(n)

NATIONAL CHAR VARYING(n)

NCHAR VARYING(n)

NVARCHAR2(n)

NUMERIC[(p,s)]

DECIMAL[(p,s)](注意 1)

NUMBER(p,s)

INTEGER

INT

SMALLINT

NUMBER(p,0)

FLOAT(注意2)

DOUBLE PRECISION(注意3)

REAL(注意4)

FLOAT(126)

FLOAT(126)

FLOAT(63)


注意:

  1. NUMERICデータ型およびDECIMALデータ型では、固定小数点数のみを指定できます。これらのデータ型では、位取り(s)のデフォルトは0です。

  2. FLOATデータ型は、2進精度bを持つ浮動小数点数です。このデータ型のデフォルト精度は、126桁の2進精度または38桁の10進精度です。

  3. DOUBLE PRECISIONデータ型は126桁の2進精度を持つ浮動小数点数です。

  4. REALデータ型は63桁の2進精度または18桁の10進精度を持つ浮動小数点数です。

次のSQL/DSとDB2のデータ型には、対応するOracleデータ型がありません。次のデータ型を持つ列は定義しないでください。

データ型がTIMEであるデータは、Oracleの日時データとしても表現できます。


参照:

データ型の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。