表とクラスタを作成するSQL文では、ANSIデータ型、およびIBM社の製品SQL/DSとDB2のデータ型も使用できます。Oracleでは、Oracleデータ型の名前と異なるANSIまたはIBMのデータ型の名前を認識し、列のデータ型の名前として記録します。その後、次の表に示す変換に基づいて、Oracleのデータ型で列データを格納します。
表6-2 Oracleデータ型に変換されるANSIデータ型
ANSI SQLデータ型 | Oracleデータ型 |
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注意:
NUMERIC
データ型およびDECIMAL
データ型では、固定小数点数のみを指定できます。これらのデータ型では、位取り(s
)のデフォルトは0です。
FLOAT
データ型は、2進精度bを持つ浮動小数点数です。このデータ型のデフォルト精度は、126桁の2進精度または38桁の10進精度です。
DOUBLE PRECISION
データ型は126桁の2進精度を持つ浮動小数点数です。
REAL
データ型は63桁の2進精度または18桁の10進精度を持つ浮動小数点数です。
次のSQL/DSとDB2のデータ型には、対応するOracleデータ型がありません。次のデータ型を持つ列は定義しないでください。
GRAPHIC
LONG
VARGRAPHIC
VARGRAPHIC
TIME
データ型がTIME
であるデータは、Oracleの日時データとしても表現できます。
参照: データ型の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |