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Oracle® Database SQL言語リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71278-13
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COMPOSE

構文

compose.gifの説明が続きます。
図compose.gifの説明

用途

COMPOSEは、引数として任意のデータ型の文字列または文字列に変換する式を取り、入力されたものと同じキャラクタ・セットでUnicode文字列を戻します。charのデータ型は、CHARVARCHAR2NCHARNVARCHAR2CLOBまたはNCLOBです。たとえば、ウムラウト・コード・ポイントで修飾されたoのコード・ポイントは、oウムラウト・コード・ポイントとして戻されます。

COMPOSEは、NFC正規形の文字列を戻します。より排他的な設定の場合は、まずCANONICAL設定を使用してDECOMPOSEをコールし、次にCOMPOSEをコールすることができます。この組合せによって、NFKC正規形の文字列が戻されます。

暗黙的な変換を使用して、CLOBおよびNCLOBの値がサポートされます。charが文字のLOB値の場合、COMPOSE演算の前にVARCHAR値に変換されます。特定の開発環境で、LOB値のサイズがVARCHARのサポートする長さを超える場合、この演算は失敗します。


関連項目:

  • Unicodeキャラクタ・セットおよびキャラクタ・セマンティクスの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。

  • 「DECOMPOSE」


次の例は、oウムラウトのコードポイントを戻します。

SELECT COMPOSE( 'o' || UNISTR('\0308') )
  FROM DUAL; 

CO 
-- 
ö 

関連項目:

「UNISTR」