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Oracle® Database SQL言語リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71278-13
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ORA_DST_AFFECTED

構文

ora_dst_affected.gifの説明が続きます。
図ora_dst_affected.gifの説明

用途

ORA_DST_AFFECTEDは、データベースのタイムゾーン・データファイルを変更するときに役立ちます。このファンクションは、引数として、TIMESTAMP WITH TIME ZONE値、またはTIMESTAMP WITH TIME ZONE値を含むVARRAYオブジェクトに解決される日時式を取ります。このファンクションは、新しいタイムゾーン・データを使用したときに、日時値が、存在しない時刻または重複時刻のエラーの影響を受けたり、いずれかのエラーになる場合は1を戻します。それ以外の場合は0を戻します。

このファンクションを発行できるのは、データベースのタイムゾーン・データファイルを変更してタイムゾーン・データ付きのタイムスタンプをアップグレードする場合のみです。さらに、DBMS_DST.BEGIN_PREPAREプロシージャを実行してからDBMS_DST.END_PREPAREプロシージャを実行するまでの間か、またはDBMS_DST.BEGIN_UPGRADEプロシージャを実行してからDBMS_DST.END_UPGRADEプロシージャを実行するまでの間にのみ発行できます。


関連項目:

タイムゾーン・データファイルの詳細およびOracle Databaseでの夏時間の処理方法は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。DBMS_DSTパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。