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Oracle® Database SQL言語リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71278-13
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REMAINDER

構文

remainder.gifの説明が続きます。
図remainder.gifの説明

用途

REMAINDERn2n1で割った余りを戻します。

このファンクションは、引数として、任意の数値データ型、または暗黙的に数値データ型に変換可能な数値以外のデータ型を取ります。Oracleは、数値の優先順位が最も高い引数を判断し、残りの引数をそのデータ型に暗黙的に変換して、そのデータ型を戻します。

MODファンクションはREMAINDERと似ていますが、MODの式ではFLOORを使用します。これに対してREMAINDERではROUNDを使用します。詳細は、「MOD」を参照してください。


関連項目:

暗黙的な変換の詳細は、表2-10「暗黙的な型変換のマトリックス」を参照してください。数値の優先順位の詳細は、「数値の優先順位」を参照してください。

次の例では、TO_BINARY_DOUBLE「例」で作成されたfloat_point_demo表を使用して、2つの浮動小数点数を割り、算出された余りを戻します。

SELECT bin_float, bin_double, REMAINDER(bin_float, bin_double)
  FROM float_point_demo;

 BIN_FLOAT BIN_DOUBLE REMAINDER(BIN_FLOAT,BIN_DOUBLE)
---------- ---------- -------------------------------
1.235E+003 1.235E+003                      5.859E-005