プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database SQL言語リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71278-13
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

SUBSTR

構文

substr::=

substr.gifの説明が続きます。
図substr.gifの説明

用途

SUBSTRの各ファンクションは、charpositionの文字からsubstring_length文字分の文字列を抜き出して戻します。SUBSTRは、入力キャラクタ・セットによって定義された文字を使用して、長さを計算します。SUBSTRBには、文字でなくバイトを使用します。SUBSTRCは、完全なUnicodeキャラクタを使用します。SUBSTR2は、UCS2コードポイントを使用します。SUBSTR4は、UCS4コードポイントを使用します。

charのデータ型は、CHARVARCHAR2NCHARNVARCHAR2CLOBまたはNCLOBです。例外は、SUBSTRCSUBSTR2およびSUBSTR4です。これらでは、charCLOBおよびNCLOBのいずれにもできません。positionおよびsubstring_lengthは、NUMBERデータ型か、または暗黙的にNUMBERに変換可能な任意のデータ型で、整数である必要があります。戻り値は、charと同じデータ型です。引数としてSUBSTRに渡された浮動小数点数は、自動的に整数に変換されます。


関連項目:

異なるロケールでのSUBSTRファンクションおよび長さセマンティクスの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。

次の例では、「ABCDEFG」の指定されたサブストリングを戻します。

SELECT SUBSTR('ABCDEFG',3,4) "Substring"
     FROM DUAL;
 
Substring
---------
CDEF

SELECT SUBSTR('ABCDEFG',-5,4) "Substring"
     FROM DUAL;

Substring
---------
CDEF

データベース・キャラクタ・セットがダブルバイトの場合を想定します。

SELECT SUBSTRB('ABCDEFG',5,4.2) "Substring with bytes"
     FROM DUAL;

Substring with bytes
--------------------
CD