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Oracle® Database SQL言語リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71278-13
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DROP AUDIT POLICY (統合監査)

この項では、統合監査用のDROP AUDIT POLICY文について説明します。この種類の監査は、Oracle Database 12cで新たに導入されたもので、完全かつ高度な監査機能を提供します。統合監査の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。

用途

DROP AUDIT POLICY文を使用すると、データベースから統合監査ポリシーを削除できます。

前提条件

AUDIT SYSTEMシステム権限、またはAUDIT_ADMINロールが必要になります。

共通の統合監査ポリシーを削除する場合は、現在のコンテナがルートである必要があります。また、共通に付与されているAUDIT SYSTEM権限またはAUDIT_ADMIN共通ロールが必要です。ローカルの統合監査ポリシーを削除する場合は、現在のコンテナが、その監査ポリシーが作成されたコンテナである必要があります。また、共通に付与されているAUDIT SYSTEM権限またはAUDIT_ADMIN共通ロールを保有しているか、そのコンテナでローカルに付与されているAUDIT SYSTEM権限またはAUDIT_ADMINローカル・ロールを保有している必要があります。

構文

drop_audit_policy::=

drop_audit_policy.gifの説明が続きます。
図drop_audit_policy.gifの説明

セマンティクス

ポリシー

削除する統合監査ポリシーの名前を指定します。このポリシーは、CREATE AUDIT POLICY文を使用して作成されている必要があります。

AUDIT_UNIFIED_POLICIESビューを問い合せて、すべての統合監査ポリシーの名前を検索したり、AUDIT_UNIFIED_ENABLED_POLICIESビューを問い合せて、有効になっているすべての統合監査ポリシーの名前を検索できます。

統合監査ポリシーを削除する場合の制限事項 有効になっている統合監査ポリシーは削除できません。まずNOAUDIT文を使用してポリシーを無効化する必要があります。


関連項目:

  • CREATE AUDIT POLICY (統合監査)

  • AUDIT_UNIFIED_POLICIESおよびAUDIT_UNIFIED_ENABLED_POLICIESビューの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。


統合監査ポリシーを削除する例: 次の文は、統合監査ポリシーtable_polを削除します。

DROP AUDIT POLICY table_pol;