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Oracle® Database SQL言語リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71278-13
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DROP OUTLINE

用途


注意:

ストアド・アウトラインは非推奨になりました。ストアド・アウトラインは、下位互換性を保つために今でもサポートされています。ただし、かわりにSQL計画管理を使用することをお薦めします。SQL計画管理では、ストアド・アウトラインよりも非常に安定したSQLパフォーマンスを実現するSQL計画ベースラインが作成されます。

DBMS_SPMパッケージのMIGRATE_STORED_OUTLINEファンクションまたはEnterprise Manager Cloud Controlを使用して、既存のストアド・アウトラインをSQL計画ベースラインに移行できます。移行が完了したら、ストアド・アウトラインに移行済のマークが付けられ、削除できるようになります。DBMS_SPMパッケージのDROP_MIGRATED_STORED_OUTLINEファンクションを使用して、システム上のすべての移行済ストアド・アウトラインを削除できます。

参照: SQL計画管理の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。DBMS_SPMパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。


DROP OUTLINE文を使用すると、ストアド・アウトラインを削除できます。


関連項目:

アウトラインの作成については、「CREATE OUTLINE」を参照してください。

前提条件

アウトラインを削除する場合は、DROP ANY OUTLINEシステム権限が必要です。

構文

drop_outline::=

drop_outline.gifの説明が続きます。
「図drop_outline.gif」の説明

セマンティクス

outline

削除するアウトラインの名前を指定します。

そのアウトラインが削除された後、ストアド・アウトラインが作成されたSQL文がコンパイルされると、オプティマイザはアウトラインの影響なしに新しい実行計画を生成します。

アウトラインの削除例: 次の文は、ストアド・アウトラインsalariesを削除します。

DROP OUTLINE salaries;